資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (174 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
【令和元年度から令和5年度における投資決定】
法人の資金状況を踏まえながら、医療機能の維持や地域医療構想に基づく機能変更・法令
対応等に係る投資を基本として、真に必要な整備内容か精査をしつつ、これらにかかる 投資
を着実に行う一方、地域医療構想への対応に必要な整備や短期間での投資回収が可能な整備
等、更なる資金獲得が期待できる投資効果の高い 整備への投資を行った。
5.本部出資金の創設・運用
投資は医療機能の維持等を基本としている一方、感染防止対策の強化や地域医療構想への対
応など先を見据えた取組が必要である。
外来棟については約半数が耐用年数を過ぎ、雨漏り等の老朽化が顕著となっており、特にセ
ーフティネット系病院等を中心として、自力での償還が困難となっているところもある。
このような状況にあっても、医療機能の向上を図り、安定的・継続的な地域医療の提供を実
現するため、セーフティネット系病院等を中心として積極的に外来棟等の感染防止対策や老朽
化対策のための改修整備を進める方針とした。そのため、本部・病院間の資金のやりとりの工
夫と一部の病院からの拠出により自ら資金を捻出し、国等からの補助金に頼らない「本部出資
金」を令和3年度に創設し、感染防止対策整備や老朽化対策整備について、107病院に63.
2億円の投資を決定した。
令和5年度おいても、引き続き整備を進め、累計で53.1億円の整備が完了した。
6.法人全体の資金の有効活用による強靭化に向けた取組(基盤強化推進基金の創設)
医療を取り巻く環境の激変を踏まえると、今後の病院経営はこれまで以上に厳しくなってい
くが、今後、そうした厳しい環境に直面していく中にあっても、当機構は、地域から求められ
る医療、感染症や災害医療といった危機管理対応などを含め、国の医療政策を支える当機構の
役割・使命を、将来にわたって安定的かつ継続的に維持していく必要があり、また、医療の質
の向上と効率的な医療の実現を目指して政府が推進する医療DXにも率先して取り組む必要が
ある。
こうした当機構に求められる役割を適切かつ確実に果たすために必要となる、感染症対策・
災害医療対策の建物整備やICT基盤整備といった医療機能の強靭化に向けた取組を、法人全
体の資金を有効活用して早急に進めるため、病院と本部の保有資金から拠出する資金を財源と
する基金(約1,000億円)を令和5年度に創設し、運用を開始した。当該基金を活用して
医療機能の強靭化に向けた取組を進めることとしている。
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主務大臣による評価
自己評価
(見込評価)
評定
(期間実績評価)
評定