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資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.中期目標期間の業務に係る目標、計画、業務実績、中期目標期間評価に係る自己評価及び主務大臣による評価
中期目標

中期計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績
(3)令和3年度の対応
①新型コロナウイルス感染症患者の病床確保
令和3年度においても、新型コロナウイルス感染症対応について、NHOがワンチームと
して積極的に取り組むという大方針の下、国や自治体の要請に対応した。
コロナ病床の確保にあたっては、他疾患用病床より多くのマンパワーや感染防止のための
スペースを要するが、感染拡大による病床確保の要請の高まりに応えるため、セーフティネ
ット分野の医療や行政から特に継続を求められる救命救急センターや周産期医療などの機能
は維持しつつ、その他の患者用の病床を活用することやNHO病院間の職員派遣などの工夫
を凝らし、各都道府県における保健・医療提供体制確保計画策定に当たってどこよりも多く
病床を確保するなど国や自治体からの要請に応え続けてきた。
新型コロナウイルス感染症対応とセーフティ機能維持の両立は既に余力が残っていない中
で相当困難であったが、こうしたNHOのネットワークを生かす取組等により可能となった
ものである。
<要請への対応状況>
・令和3年8月から9月にかけての第5波の時期には、感染拡大が深刻となっていた東京都
において、感染症法に基づく厚生労働省及び東京都からの協力要請に応え、東京都下の3
病院において、一般医療をさらに制限するなどした上でコロナ患者の受入病床を合計20
9床(+76床)まで拡大し、500床程度の病院をコロナ専門病院化した場合と同等の
規模感の病床を確保した。
・令和3年10月に厚生労働大臣から当機構に対してなされた国立病院機構法第21条第1
項に基づくコロナ病床の確保の要求では、令和3年11月までに令和3年夏のピークと比
べ2割以上増加(+462床)とされているところ、目標を大きく超える2,857床
(+547床(目標の118.4%))を確保し、各都道府県における保健・医療提供体
制確保計画の策定に貢献した。
・令和4年3月に東京都の委託を受けて運営を開始した東京都臨時医療施設では、3月末ま
でに58名(延べ472名)のコロナ患者を受け入れている。(5月18日時点における
病床利用率は都の病床利用率(15.3%)を大きく上回る61.3%)
なお、臨時医療施設には、セーフティネット中心病院からも看護師を派遣しており、これ
により特に認知症や知的障害を有する患者、要介護度の高い患者を多く受け入れることが可
能となるなど、NHOのネットワークを生かすことで、ニーズに対応した医療の提供が可能
となっている。

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主務大臣による評価
自己評価

(見込評価)
評定

(期間実績評価)
評定