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資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (66 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.中期目標期間の業務に係る目標、計画、業務実績、中期目標期間評価に係る自己評価及び主務大臣による評価
中期目標

中期計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

主務大臣による評価
自己評価



モルドバ支援
・ 令和4年、ロシアのウクライナ侵攻により、難民支援が必要とされ、国際医療チーム
がモルドバに派遣され、支援活動が行われた。WHOからは国際医療チームの調整支援
が要請され、DMAT事務局から1名がJICA調査団として派遣された。
また、モルドバ保健省からは、日本の災害医療体制、特にDMATの導入を希望する
要望があり、これを受けてJICA人間開発部が支援事業を実施した。具体的には、モ
ルドバ関係者を日本に招聘し、令和5年11月6日から13日までの期間にDMAT導
入の研修・訓練見学を実施し、さらに令和6年2月25日から29日までの期間にはイ
ンストラクター養成の研修をDMAT事務局員6名で候補者に提供した。
令和6年度もモルドバにおける災害医療チーム構築の支援を継続して行っていく。

評定

○ ウクライナ支援
・ JICAの人間開発部の事業において、ウクライナにおける救急・災害医療の支援が令
和5年より開始された。そのために、ウクライナ保健省、救急災害対応局、そしてWHO
ウクライナオフィスから11名が招聘され、日本の災害・救急医療の現状を見学・視察し
た。DMAT事務局員は、ウクライナ側の視察希望を事前にミーティングで受け取り、見
学施設などの調整を行い、日本の災害・救急医療の知見を共有した。
令和6年度以降、ウクライナ側はDMATの構築や、ウクライナ内の災害医療情報シス
テムの構築、災害時の精神科対応などの知見共有を希望しており、JICA人間開発部か
らの依頼を受け、継続的にウクライナへの災害医療体制構築の支援を行っていく。
<評価の視点> 3.災害研修の実施・総合防災訓練への対応
・ 防災業務
計画に基づ
(1)災害研修の実施
き初動医療
大規模災害発生時の傷病者受入等多種多様な状況に適切に対応できる知識・技術の習得及
班や医療班
び災害時の医療救護活動として、被災地に派遣する初動医療班・医療班の業務上必要な知
の派遣体制
識・技術の向上を図り、災害時対応能力の充実を図る災害医療従事者研修及び初動医療班・
及び災害拠
医療班研修(NHO本部主催)について、テレビ会議システムなども活用して、実施した。
点病院等に
(2)総合防災訓練等への対応
おける医療
本中期目標期間においても引き続き、内閣府が主催する政府の総合防災訓練(広域医療搬
救護体制の
充実を図る
とともに必
要な研修を
実施してい
るか。

送実働訓練)へ職員を派遣した。
NHOの病院においても、自院又は自治体等が開催する災害対応訓練に参加した。

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(見込評価)

中期計画の
目標を達成
した。

(期間実績評価)
評定