資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (162 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
主務大臣による評価
業務実績
自己評価
(見込評価)
(3)働き方改 <評価の視点>
(3)働き方改革への適切な対応
評定
革 へ の 適 切 な ・ 病院が出退
中期計画の目
対応
勤 時 刻 の 記 1.働き方改革への取組
標を達成し
タスク・シフ
録ツール(I (1)長時間労働の削減に向けた取組
た。
ティングの推
Cカード、ス
最優先課題である「長時間労働の削減」の取組を推し進めるため、平成29年度にN
進や労働時間
マートフォ
HOに「労働環境改善対策本部」を設置しており、令和元年度に取りまとめた「NHO
をより確実か
ン等)や勤務
における労働環境改善の取組みについて(第二次中間報告)」を踏まえ、以下の取組を
つ効果的に把
時間を管理
実施した。
握・管理するた
するための
めの取組を行
システムを
①長時間労働の要因把握と改善
い、医師の長時
間労働の見直
しを含め、職員
全員の勤務環
境改善を進め
るとともに、労
働法制の遵守
の徹底を図る。
導入し、適切
に運用を開
始できるよ
う支援する
等の取組を
行い、医師の
長時間労働
の見直しを
含め、職員全
員の勤務環
境改善を進
めるととも
に、労働法制
の遵守の徹
底を図って
いるか。
医師にかかる時間外・休日労働時間の上限規制が、令和6年4月より適用されたが、
NHOでは、原則として、令和5年度までに全ての医師の時間外・休日労働時間数を年
間960時間以内とすること等を目指して取組を進めてきた。具体的には、タイムス
タディ調査や長時間労働となっている医師が在籍する病院の幹部職員を対象としたヒ
アリング等の実施により、医師の長時間労働の要因を把握した上で、診療科内での体
制の見直しやICTソリューションの活用、タスク・シフティングの推進等により改
善を図ってきた。
その結果、特定労務管理対象機関としては、令和6年4月現在で9病院(B水準:9
病院、C—1水準:1病院)が都道府県からの指定を受けている。
【時間外・休日労働時間が年間960時間超となった医師数】
元年度
医師数
50人
2年度
3年度
42人
37人
4年度
23人
5年度
27人
②ICTソリューションの積極的な活用による働き方改革(再掲)
SUREプロジェクト3つの理念に沿って、1.医療の質の向上、2.業務の効率化・
生産性の向上、3.危機管理機能の向上をより具体化するため、テレビ会議システムを
導入し、令和3年度からNHO総合情報ネットワークシステム(第4期HOSPnet)
の抜本的な更改に向けた取り組みを開始するなど、ICTソリューションの積極的な活
用による働き方改革の実現に引き続き取り組んでいる。
また、全病院にテレビ会議システムを導入したことにより、グループや病院とのより
円滑な意思疎通を図り、即時に連携することが可能となったほか、災害時や新興感染症
発生時等の危機管理対応の際に迅速な状況把握と意思決定を行えるようになっており、
特にNHO内における会議、研修等で積極的に利用することにより効率的な業務運営体
制の構築に向けた取組みを推進していく。
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(期間実績評価)
評定