資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (152 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
主務大臣による評価
自己評価
(見込評価)
<評価の視点>
3.本部の経営分析部門と病院の事務部門との連携強化
中期計画の目 評定
・ 国の政策や
標を達成し
医療に係る経
(1)経営分析手法の共有の推進
た。
営環境の変化
NHOにおいては、各病院それぞれが、2040年を見据えた経営戦略の策定・見直し
等に迅速かつ
や収支均衡に取り組んでいるところであり、その取り組みをサポートするために活用でき
的確に対応し、
る経営分析ツール、経営改善事例集、厚生労働省から発出されている平成18年度以降の
国立病院機構
診療報酬に関する疑義解釈等のデータベース等について、本部においてを作成・更新し、
全体として経
各病院に対し、随時共有を図っている。
営の健全性を
本部では、経営分析ツールとして、外部環境分析に活用するための近隣医療機関との勢
保っているか。
力比較図(バブル図)、内部環境分析に活用するための各種経営指標(1月100床当た
り医療収益など約50項目)のグループ病院(診療機能・規模が類似する病院)平均との
比較一覧や入院期間別単価・在院日数シミュレーション、大型医療機器稼働実績などを更
新し、各病院に対し、共有している。
当該ツールについては、適宜追加及び見直しを実施している。令和元年度は新たに、手
術室・透析・外来化学療法・ICU等の稼働状況、個室率、療養環境加算・食堂加算、特
別室・重症者室の算定実績や、各種設備・機器の稼働実績を取りまとめ、内部環境分析ツ
ールの充実を図った。令和2年度は、外部環境分析に活用するための各病院が所属する医
療圏内の患者数推計の作成、内部環境分析に活用するためのグループ病院平均との比較可
能な各種経営指標の項目の見直しを行った。令和3年度は、各病院が診療報酬の積極的算
定及び算定漏れ防止による診療収益増の取り組みに活用できるよう、救急医療管理加算等
を算定可能な患者に対する算定率を他の病院と比較できる一覧(14種類)の作成及び各
病院においてDPC包括範囲内で実施している一部の画像診断を外来化し、収入の増加を
図る取り組みを検討できるよう画像診断件数一覧の作成を行った。令和4年度は、各病院
の診療科別の平均在院日数や入院・外来収益等の経営指標を比較できる一覧を作成し、さ
らに、当該指標のグラフを作成するためのツールを作成して併せて共有した。令和5年度
は、委託費用低減のための取組として医事業務委託の費用分析ツールの作成、適正な人員
配置のための療養介助職の計算シートの追加を行った。
(2)病院経営研修の実施
毎年、地域医療構想の趣旨や今後の医療提供体制の展望、病院経営に係る基礎知識など
の理解、経営分析ツールを活用した経営分析手法や経営戦略能力の向上を目的として、事
務部門に加え、看護職員やコメディカル職員を対象とした病院経営研修を実施している。
令和2年度においては、新型コロナウイルス感染症の影響により研修を実施することは
できなかった。
令和3年度においても、同感染症の影響により対面による研修を実施することはできな
かったが、同感染症の感染拡大への対応と両立するために、研修用の資料を、NHO内の
掲示板に掲載し、職員がいつでも自己研鑽が実施できるように対応を行った。
令和4年度においては、同感染症による影響を考慮しつつ、より多くの職員が研修に
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(期間実績評価)
評定