よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (117 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

3.中期目標期間の業務に係る目標、計画、業務実績、中期目標期間評価に係る自己評価及び主務大臣による評価
中期目標

中期計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

3 教育研修
事業
様々な診療
機能を持つ機
構の病院ネッ
トワークを活
用し、医療従
事者を目指す
学生に対する
卒前教育(臨

3 教育研
修事業
様々な診
療機能を持
つ国立病院
機構の病院
ネットワー
クを活用し、
医師、看護
師、薬剤師等

床実習)を含
め、質の高い
医療従事者の
育成を行うと
ともに、地域
の医療従事者
や地域住民に
向けた研修な
どを実施し、
我が国の医療

の医療従事
者を目指す
学生に対す
る卒前教育
(臨床実習)
に貢献しつ
つ、卒後にお
いても国立
病院機構の
特色を活か

の質の向上に
貢献するこ
と。
また、看護
師等養成施設
については、
地域における
医療人材育成
やその需要及
び医療の高度

した臨床研
修プログラ
ムやキャリ
アパス制度
により、質の
高い医療従
事者の育成
を行うとと
もに、地域の
医療従事者

化・複雑化等
の環境の変化
を踏まえた上
で、必要に応
じて見直しを
行うこと。
さらに、今
後の医療の高

や地域住民
に向けた研
修などを実
施する。

自己評価
<評定と根拠>
評定:A

主務大臣による評価
(見込評価)
評定

(自己評定Aの理由)
・ 下記理由により、定量的指標について、達成度が100%以上であり、定量的指標以外の目標
についても特に良好な結果を得た。


高度な判断能力と実践能力をもつ特定行為を実施できる看護師の育成は、スキルミックスに
よるチーム医療の提供や、医師の業務に係るタスク・シフティング、タスク・シェアリングに
も資するため、医療の質の向上につながる。第4期中期目標期間中に指定研修機関を2病院か
ら38病院へ大きく増やし、引き続き、特定行為ができる看護師の育成に努めるとともに、そ
の他の病院においても、自施設で実地研修が実施可能な「協力施設」として申請し、研修を実
施したことにより、毎年度、前年度より増加させるという目標であった特定行為研修受講修了
者数は全年度において目標を達成し、達成度は121.5%~193.8%となった。



NHOの病床数の全国に占める割合については、令和5年4月1日時点で、重症心身障害3
6.9%、筋ジストロフィー93.7%、結核31.1%、医療観察法48.8%と高い割合
となっていることから、各々、全国トップの症例数を集積することができる。これらを活用す
ることにより、医療従事者を目指す学生に対する卒前教育(臨床実習)を含め、質の高い医療
従事者の育成を行っている。令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により受入れが
困難であったために大幅に減少したが、令和3年度よりWebの活用を進めつつ、受入れ者を
増やした結果、他の受入先では引き続き受入を制限する中、新型コロナウイルス感染症への対
応による経験、様々な診療機能を持つNHOの病院ネットワークを活用することで、毎年度、
前年度より増加させるという第4期中期目標期間の目標に対して、令和3年度は167.5%
の達成率となり、令和4年度においても99.2%と100%に迫るなど引き続き質の高い医
療従事者の育成に努めた。



地域の医療従事者を対象とした研修会及び地域住民を対象とした研修会については、新型コ
ロナの影響で実施が困難であった令和2年度に開催件数が大幅に減少したが、同年度よりテレ
ビ会議システムを活用するなどして、開催可能なものについて実施する等して医療情報の発信
に努めてきた結果、令和3年度から令和5年度にかけての達成度は、地域の医療従事者を対象
とした研修会が99.2%~167.5%、地域住民を対象とした研修会が107.7%~1
46.6%となった。

116

(期間実績評価)
評定