資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (17 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
主務大臣による評価
業務実績
自己評価
3.医療事故に係る情報共有及び教育体制
(1)医療事故報告に係る集計・分析及び情報共有
各病院における医療安全対策の推進に資するため、NHO本部へ報告された事故事例等を素
材として、どの病院でも共通して起こり得ると思われる事例のうち患者影響度が高い事例を中
心に、生体情報モニターのアラーム対応不備が関係する医療事故や誤嚥・嚥下・窒息事故の防止
に向けた取組について、本中期目標期間中も毎年度、具体的取組等を整理して各病院に周知し注
意喚起を行った。
(2)新人看護師等を対象とした全病院統一の研修ガイドラインの運用
本ガイドラインでは、病院における医療安全管理体制についての基本的理解や医療現場にお
ける倫理の重要性、院内感染防止やME機器の取扱いなど、医療安全に関わる知識・技術につい
て、経験年数毎の達成目標との比較を行いながら修得できるよう示している。
本中期目標期間中も毎年度、本ガイドラインに基づく各病院の研修を通じて、新人看護師に対
して採用後早い段階で医療安全に係る研修体制を行うことにより、医療安全に関わる知識・技術
の向上に努めた。
(3)NHO本部での研修の実施
NHO本部で実施する新任の院長、副院長、統括診療部長、看護部長、薬剤部(科)長等を対
象とする研修において、医療安全に関する講義やグループワークを実施した。
(4)各グループでの研修の実施
全グループにおいて、具体的な事例分析等の演習を通して、実践的な知識、技術を習得し、適
正な医療事故対策能力を養成するとともに、医師・看護師・事務職等職種毎の職責と連携の重要
性を認識することを目的とした医療安全管理対策に係る研修を本中期目標期間中も毎年度実施
した。
グループ主催研修の受講者は、研修の成果を自院で活用し医療事故防止に繋げていくため、研
修内容を踏まえ、病院において「医療メディエーションの役割」や「ヒューマンエラー事例分析」
などの院内研修を実施するとともに、医療安全管理マニュアルの見直し等を行い、医療事故防止
策の充実を図った。
【医療安全対策研修会の開催回数】
30年度
元年度
2年度
3年度
4年度
5年度
開催回数
18回
13回
3回
11回
12回
14回
参加人数
733名
491名
82名
388名
583名
657名
16
(見込評価)
評定
(期間実績評価)
評定