資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
主務大臣による評価
業務実績
自己評価
臨床評価指標
の新規項目開
発・見直しを
行うととも
に、特に重点
的に取り組む
べき指標を選
定して、臨床
評価指標を活
用したPDC
(3)診療看護師(JNP)の活動
NHOでは、全国に先駆けて、高度な判断と実践能力を持ち、多職種協働によるチーム医療を
提供できる「診療看護師(JNP)」(※)を育成し、診療看護師研修病院への配置を進めてき
ており、本中期目標期間においても、着実にその配置病院数及び配置数を拡充した。
病院での最初の1年間は内科や外科など複数診療科のローテーション勤務し、2年目以降に各
診療科に配置され、医療の質を担保しつつ、医師のタスク・シフティングに貢献している。
脳神経外科に診療看護師(JNP)を配置している長崎医療センターにおいては、診療看護師
(JNP)が病棟管理を行うことで、医師は手術や外来診療に専念することができている。また、
意識障害や運動障害等の症状が残存する患者の転院搬送についても診療看護師(JNP)が担う
ことで、地域医療にも貢献している。さらに、教育センターに副看護師長として配置されている
Aサイクルに
よる継続的な
医療の質の改
善を促進す
る。あわせて、
病院間で改善
事例を共有す
るとともに、
第三者評価に
よる認定の取
診療看護師(JNP)は、特定行為研修指定研修機関の指導者としても活動し、研修受講中及び
修了後の受講者への継続的な支援も実施している。
得に努め、国
立病院機構の
医療の質の向
上を図る。
これらの取
組を通じて得
られた成果を
取りまとめ情
報発信し、我
が国の医療の <定量的指標>
質の向上に貢 ・ 特定行為
献する。
を実施でき
る看護師の
配置数
※診療看護師(JNP):JNPはNHO独自の呼称であり、大学院修士課程(いわゆるNP課
程)を修了し、特定行為21区分38行為を含めた医療行為を医師の
指示を受けて幅広く実施し、診療部に配置されている看護師を指す。
【診療看護師の配置状況】
30年度
元年度
2年度
3年度
4年度
5年度
31病院
35病院
37病院
40病院
44病院
44病院
91名
102名
104名
112名
116名
120名
(4)国が進めている特定行為研修修了者の配置
本中期目標期間中に、特定行為研修制度における指定研修機関をNHO全体で平成30年度末
の2病院から令和5年度には機構全体で38病院へと大きく増やした。指定研修機関との連携に
より自施設での実地研修が可能となる協力施設の拡大への取り組みや病院長会議や看護部長会
議で活動事例・効果を紹介する等、積極的かつ主体的に特定行為を実施できる看護師育成のため
の体制を整備することで、特定行為を実施できる看護師の配置を着実に推進した。
【特定行為を実施できる看護師の配置数】
30年度
111名
元年度
133名
2年度
3年度
163名
202名
4年度
293名
5年度
423名
【特定行為研修指定研修機関数】
30年度
2施設
元年度
3施設
2年度
3年度
18施設
22
28施設
4年度
35施設
5年度
38施設
中期計画の目
標を上回る実
績をあげた。
(見込評価)
(期間実績評価)
評定
評定