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資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.中期目標期間の業務に係る目標、計画、業務実績、中期目標期間評価に係る自己評価及び主務大臣による評価
中期目標

中期計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

(1)医療の (1)医療の提
提供

患者の目線に
立った医療の
提供を推進す
る観点から、
引き続き、患
者のニーズを
的確に把握
し、患者満足
度の向上に努
めること。
また、安心・安
全な医療を提
供するため、
地域の医療機
関との連携や
機構のネット
ワークの活用
により、医療
安全対策をよ
り一層充実さ
せ医療事故の
防止に努める
とともに、院
内感染対策の
標準化にも取
り組み、これ
らの取組の成
果について適
切に情報発信
すること。
さらに、質の
高い医療の提
供や医療の標
準化のため、
引き続き、チ

自己評価
<評定と根拠>
評定:A

(見込評価)
評定

(自己評定Aの理由)
・ 専門看護師・認定薬剤師・専門薬剤師については、一時100%を下回ったものの、
その他の定量的指標において、達成度が100%以上であった。


下記理由により、定量的指標について、一部達成度が100%を下回ったものの、
その他の達成度が100%以上であり、定量的指標以外の目標についても良好な結果
を得た。



主務大臣による評価

高度な判断能力と実践能力をもつ特定行為を実施できる看護師の育成は、多職種
協働によるチーム医療の提供や、医師の業務に係るタスク・シフティング、タスク・
シェアリングにも資するため、医療の質の向上につながる。第4期中期目標期間中
に指定研修機関を2病院から38病院へ大きく増やし、引き続き、特定行為ができ
る看護師の育成に努めるとともに、その他の病院においても自施設で実地研修が実
施可能な「協力施設」として申請し、研修を実施したことにより、毎年度、前年度
より増加させるという目標であった特定行為を実施できる看護師の配置数は毎年
度達成し、達成度は119.8%~145.0%であった。



各専門領域における高度な専門的知識・技能を有する専門・認定看護師及び専門・
認定薬剤師等の配置は医療の高度化・複雑化に対応するためのチーム医療の推進に
つながる。各職種の資格取得は進んだが、令和2年度の専門薬剤師、令和3年度の
認定薬剤師、令和3年度、令和5年度の専門看護師については、有資格の退職者数
が目標値を上回ったため、達成度が100%を下回った。



クリティカルパスは、疾患に対する患者の状態と診療行為の目標及び評価・記録
を含む標準診療計画であり、診療計画・実施プロセスを標準化することにより、チ
ーム医療の実現、医療の質の向上に資するのみならず、インフォームドコンセント
を着実に実施することで、患者の満足度を向上させる効果が期待できる。

病院の機能分化が進み、急性期病院の平均在院日数の適正化(短縮)を進めてい
る中で、積極的にクリティカルパスも活用した結果、第4期中期目標期間は第3期
中期目標期間の最高水準である48.6%以上が目標であったが、毎年度達成し、
達成度は101.6%~106.2%となった。

8

(期間実績評価)
評定