資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (83 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
主務大臣による評価
業務実績
自己評価
ことを目的とした研修を、新型コロナウイルス感染症の流行状況を踏まえつつ可能な範囲で開
催した。(MDT:Multidisciplinary team)
評定
3.質の高い結核医療の実施
(1)我が国の結核医療におけるNHOの役割
結核医療は、NHOで担う医療の重要な一分野であり、ほとんどの都道府県において結核医
療の中心的役割を担っており、年々、結核患者は減少傾向であるが、地域における必要性から
体制を維持しつつ、多剤耐性結核など難易度の高い結核にも引き続き対応した。
結核病床については、入院患者数及び病床利用率は低下傾向にあることから、効率的な病棟
運営のため、複数の結核病棟を保有している病院においては、病棟の休棟又は廃止、また、単
一の結核病棟を保有している病院においては、結核病床を一部削減の上、一般病床とのユニッ
ト化を行うなどの取組を引き続き進めている。
延べ入院患者数
231,170人
206,743人
203,077人
195,285人
174,067人
144,357人
(30年度)
元年度
2年度
3年度
4年度
5年度
<評価の視点>
・ 多剤耐性
結核や複雑
な管理を要
する結核へ
の対応を行
っ てい る
か。
うち多剤耐性結核
5,434人
4,924人
2,807人
3,014人
1,664人
2,243人
30年度
元年度
2年度
3年度
4年度
5年度
結核病床数
1,585床
1,414床
1,333床
1,276床
1,184床
1,169床
結核病床利用率
49.1%
46.7%
47.8%
48.8%
46.6%
40.0%
(2)結核患者に対するDOTS(直接服薬確認療法)の推進
結核の蔓延を防止し、多剤耐性結核の発生を予防するためには、結核患者に確実に抗結核薬
を服用させる必要があり、厚生労働省はDOTS(直接服薬確認療法)を推進しており、NH
Oも、結核病床を有する病院において引き続き推進を図っている。
30年度
元年度
2年度
3年度
4年度
5年度
2,283回
3,045回
2,870回
2,170回
1,968回
2,030回
DOTS実施率(※) 97.8%
98.1%
97.1%
96.8%
98.6%
96.3%
DOTSカンファレ
ンス実施回数
(※)主病名が肺結核かつ3日以上180日未満の期間入院した患者で抗結核薬を投薬した患者の実施率
82
(見込評価)
中期計画の目
標を達成し
た。
(期間実績評価)
評定