資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (93 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
主務大臣による評価
業務実績
自己評価
指標、患者向けの指標など、新たな視点から既存指標の定義見直しと新規指標の作成を行った。
新指標29指標(血液培養実施時の2セット実施率、誤嚥性肺炎の30日以内の予定外再入
院、入院後せん妄ハイリスク患者への専門対策実施率など)を加え、合計110指標で計測指標
を設定した。令和5年度、NHO外部にはこの110指標の計測結果をすべて公開し、そのうち
17指標については病院名付きで公表した。
評定
<NCDAを活用した指標例>
・糖尿病患者におけるHbA1c値コントロール率
・中心静脈カテーテル留置後の感染症の発生率
4.外部競争的資金をもとにした研究活動による医療政策や医療の質への貢献
文部科学省科学研究費補助金を申請することができる文部科学大臣の指定機関として、NHO
では計89施設で科学研究費補助金の申請が可能となっている。
本評価期間においても厚生労働科学研究費、文部科学研究費、日本医療研究開発機構研究費、
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構事業補助金等の競争的研究費の獲得に向
け積極的な応募等に取り組み、NHO全体で外部競争的資金獲得に努めた。
【外部競争的獲得資金】
30年度
元年度
2年度
3年度
4年度
5年度
件数
1,504件
1,528件
1,474件
1,443件
1,388件
1,327件
獲得額
29.3億円
26.3億円
26.6億円
23.5億円
24.3億円
23.1億円
<評価の視点> 5.電子カルテ情報の収集・分析をするためのIT基盤構築について
・ 今後標準
規格となる
(1)国立病院機構診療情報集積基盤(NCDA)の拡大
ことが予定
「世界最先端IT国家創造宣言」(平成27年6月30日閣議決定)においてNHOに対し
されている
て求められている「電子カルテデータを標準的な形式に変換して出力・集積する事業を先行的
HL7FH
に実施し、対象病院を順次拡大できる汎用的な手順書を作成して公開する」という我が国の電
IR準拠規
子カルテデータ標準化の全国普及・展開に資するため、国の補助金を得て平成27年度に構築
格を用いた
した厚生労働省が推奨しているSS-MIX2標準規格を用いて電子カルテ情報を収集・集積
データ収集
するIT基盤(国立病院機構診療情報集積基盤(NCDA))を引き続き運用するとともに、
が可能とな
この電子カルテデータ標準化のためのIT基盤構築事業を発展・充実させるため、事業参加病
るよう検討
院数を追加し、令和5年度時点で77病院となった。また対応ベンダ数も主要7社でNCDA
を進めてい
との接続試験を引き続き行うとともに、平成29年度に当初は収集できなかった診療経過記録
るか。
や退院時サマリ、紹介状データについても集積ができるよう改修したことで、より精度の高い
臨床疫学研究等の実施が可能になるデータベースとして運用している。さらに、今後標準規格
92
(見込評価)
中期計画の目
標を達成し
た。
(期間実績評価)
評定