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資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (43 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.中期目標期間の業務に係る目標、計画、業務実績、中期目標期間評価に係る自己評価及び主務大臣による評価
中期目標

中期計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績
(8)他の設置主体医療機関等との機能再編
①盛岡医療センターへの社会福祉法人岩手愛児会もりおかこども病院の医療機能の移転
岩手県内の18歳以上の重症心身障害児(者)が入所できる療養介護施設のニーズが増加し
ていること、また、盛岡市内にある小児専門病院が診療所化の方針決定を行ったことを背景
に、岩手県より盛岡医療センターの療養介護施設の新設及び短期入所事業の実施、並びに小児
専門医療及び入院小児救急医療の実施について要請を受け、地域医療に貢献するため、盛岡医
療センターへもりおかこども病院の医療機能を移転することとして、平成30年2月に公表し
た。
もりおかこども病院の入院患者は、同院の入院機能が廃止となった平成31年3月31日ま
でに受入れが完了した。
令和元年6月には新たに重症心身障害児(者)病棟40床の運用を開始し、同年8月には一
般病棟の一部を改修した小児病床8床の運用が可能となり、小児アレルギー・免疫疾患の新規
患者の受入れを開始した。さらに同年10月からは協力要請のあった盛岡市小児救急輪番に参
画し、小児救急患者の受入れを開始するなど、地域のニーズに応じた医療提供体制の確保に貢
献するために医療機能を拡充、充実させた。
〇主な動き
平成29年
平成30年
平成30年

9月
2月
2月

岩手県より療養介護施設の新設及び短期入所事業実施の要請
岩手県より小児専門医療及び入院小児救急医療の実施の要請
医療機能移転の公表

平成31年
令和 元年
令和 元年

3月
6月
8月

社会福祉法人岩手愛児会もりおかこども病院から受入れ完了
重症心身障害児(者)病棟運用開始(40床)
小児病床の運用開始(8床)、医療機能移転

②弘前病院への弘前市立病院の医療機能の移転について
津軽地域では、民間病院の医師不足等による病院群輪番参加病院の減少により救急医療体制
の維持が困難等の課題を抱えていた。その課題を解決するために、平成28年3月に策定され
た地域医療構想に基づき、弘前病院と弘前市立病院を再編し、地域の二次救急医療提供体制の
強化、複数の診療科の協働による高度・専門医療等の提供、地域医療を担う病院・診療所等との
連携、若手医師等の育成機能の充実・人材確保等を担う新中核病院を、NHO、弘前市、青森県
及び弘前大学の連携により整備することで、弘前市を中心とする津軽地域保健医療圏の住民等
に、長期にわたり安心・安全で良質な医療を提供することを目的として、平成30年10月に、
4者間で基本協定書を締結した。
令和4年4月1日より、弘前病院へ弘前市立病院の医療機能を移転し、弘前総合医療センタ
ーとして新中核病院の運営を開始した。二次救急医療体制が充実するなど地域から高く評価さ
れており、今後の地域医療構想に基づく地域完結型の診療体制、津軽地域における地域包括ケ
アシステムの構築に貢献していく。
42

主務大臣による評価
自己評価

(見込評価)

(期間実績評価)

評定

評定