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資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.中期目標期間の業務に係る目標、計画、業務実績、中期目標期間評価に係る自己評価及び主務大臣による評価
中期目標

中期計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価

主務大臣による評価

業務実績

自己評価

6.「臨床評価指標」による計測の実施
NHOが提供する医療の質を可視化し向上を図るため、平成18年度より「臨床評価指標」を開
発し計測を続けている。平成28年度には電子カルテ情報のデータベース「国立病院機構診療情報
集積基盤(NCDA)」を構築し、検査値、バイタルなどの情報が収集できるようになったことか
ら、令和元年度に開発した「臨床評価指標Ver.4」ではNCDAデータを活用した指標が盛り
込まれた。
令和3年度には、令和2年度診療報酬改定による変更を反映した「臨床評価指標Ver.4.
1」による計測を行い、結果を機構内外へ公表した。また、「医療の質の改善事業」での活用を目
的に、四半期ごとの計測結果を随時各病院に提供した。さらに、各病院に対して指標の算出に係る
サポートも行った。

評定

令和4年度には「臨床評価指標Ver.5」を開発することを臨床評価指標評価委員会に諮り承
認されたため、新規指標の開発を進めた。「臨床評価指標Ver.5」では、これまでの臨床評価
指標の枠にとらわれない改定を目標として、国内外で使用される指標の調査など事前の情報収集を
進めた。臨床評価指標Ver.5では多様化する病院機能を評価する指標、患者向けの指標など、
新たな視点から既存指標の定義見直しと新規指標の作成を行った。新指標29指標(血液培養実施
時の2セット実施率、誤嚥性肺炎の30日以内の予定外再入院、入院後せん妄ハイリスク患者への
専門対策実施率など)を加え、合計110指標で計測指標を設定した。令和5年度、NHO外部に
はこの110指標の計測結果をすべて公開し、そのうち17指標については病院名付きで公表し
た。
<NCDAを活用した指標例>
・糖尿病患者におけるHbA1c値コントロール率
・中心静脈カテーテル留置後の感染症の発生率
<評価の視点>
・ 第三者評
価による認
定の取得に
努めている
か。

7.日本医療機能評価機構等の認定状況
日本医療機能評価機構の病院評価認定病院は、令和5年度において合計で64病院となった。
機能種別による病院機能評価については、認定を受けた64病院全てが最新の評価体系(機能種
別3rdG)で認定されている。
【日本医療機能評価機構の病院評価認定病院】
30年度
65病院

元年度
63病院

2年度

3年度

64病院

59病院

4年度
59病院

5年度
64病院

【機能種別による病院機能評価(機能種別3rdG)】
30年度
62病院

元年度
61病院

2年度

3年度

62病院

59病院

28

4年度
59病院

5年度
64病院

(見込評価)

中期計画の目
標を達成し
た。

(期間実績評価)
評定