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資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (81 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.中期目標期間の業務に係る目標、計画、業務実績、中期目標期間評価に係る自己評価及び主務大臣による評価
中期目標

中期計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価

主務大臣による評価

業務実績
患、老年期精
神障害依存症
等への対応を
行っている
か。

自己評価

また、様々な活動を通して病気や症状の改善と再発防止を図り、充実した生活を送り安心
して過ごせる居場所作りを目的としてデイケアを実施するとともに、保健所等関係機関と連
携し、措置入院患者の退院後支援にも取り組んでいる。
地域生活への移行を促進する一方で、慢性的な統合失調症や身体合併症など長期入院が必
要とされる患者に対しても医師、看護師、精神保健福祉士・臨床心理士などの多職種と連携
し適切な医療を提供している。
(2)精神科急性期医療並びに依存症対策への対応
精神科医療を中心に担うNHOの病院においては、長期入院する患者を中心に地域移行等
を進め、急性期医療の機能強化を図っている。薬物依存症入院患者、アルコール依存症入院
患者をはじめとする治療困難な入院患者の受入れを引き続き行った。
(延べ入院患者数)
30年度

元年度

2年度

3年度

4年度

5年度

薬物依存症

8,901人

10,898人

9,146人

6,548人

6,846人

6,910人

アルコール
依存症

86,256人

87,742人

80,084人

74,297人

64,343人

78,480人

精神科救急

3,166人

3,253人

2,852人

2,571人

2,054人

2,300人

依存症対策においては、平成26年度に国が開始した依存症拠点機関設置運営事業から引
き続き久里浜医療センターが全国拠点病院・依存症対策全国センターに指定されており、国
立精神・神経医療研究センターとの連携のもと、本中期目標期間には都道府県等における担
当者等を対象にアルコール健康障害、薬物依存症、ギャンブル等依存症の相談・治療等に係
る指導者養成事業及び依存症回復施設職員研修を実施するとともに、依存症患者等の状況や
課題などの情報共有を目的とした全国会議を開催した。
また、久里浜医療センターは世界保健機関(WHO)アルコール関連問題研究・研修協力
センターに指定されており、厚生労働省からの委託を受け、アルコール依存症臨床医等研修
を引き続き実施したほか、引き続きギャンブル依存症研修やインターネット依存症研修、ゲ
ーム依存の相談対応に関する研修等を実施した。
肥前精神医療センターにおいても「アルコール・薬物問題関連研修」を実施し、実践的・
実用的な治療方法の普及啓発を図っている。
(3)認知症疾患への対応
認知症疾患医療センターとして指定されている病院において引き続き、医療・介護機関等と
連携を図りながら、認知症疾患に関する鑑別診断、周辺症状と身体合併症に対する急性期治
療、専門医療相談等を実施するとともに、関係者への研修等を行うことにより、地域における
認知症疾患の医療水準の向上に貢献した。
80

(見込評価)
評定

(期間実績評価)
評定