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資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (186 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.中期目標期間の業務に係る目標、計画、業務実績、中期目標期間評価に係る自己評価及び主務大臣による評価
中期目標

中期計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価

主務大臣による評価

業務実績

自己評価

(6)IT化 <評価の視点>
(6)IT化の推進
の推進
・ 電子カルテ 1.診療情報のデータベース化の最適な在り方
診療事業や
情報を収集・
(1)NHO診療情報集積基盤(NCDA)の拡大(再掲)
臨床研究事業
分析する目的
「世界最先端IT国家創造宣言」(平成27年6月30日閣議決定)においてNHO
などの進展を
で構築したS
に対して求められている「電子カルテデータを標準的な形式に変換して出力・集積する
図るため医療
S-MIX2
事業を先行的に実施し、対象病院を順次拡大できる汎用的な手順書を作成して公開す
分野のIT化
標準規格を用
る」という我が国の電子カルテデータ標準化の全国普及・展開に資するため、国の補助
に向けた戦略
いた診療情報
金を得て平成27年度に構築した厚生労働省が推奨しているSS-MIX2標準規格を
的投資を進め
集積基盤(N
用いて電子カルテ情報を収集・集積するIT基盤(国立病院機構診療情報集積基盤(N
るとともに、
CDA)への
CDA))を引き続き運用するとともに、この電子カルテデータ標準化のためのIT基
業務の質を維
持しながら効
率化を図るた
めのITの活
用を検討す
る。
また、今後、
新たに電子カ
ルテを導入す
る病院におけ
る仕様の標準
化に向けて検
討を行う。

参加病院数を
引き続き拡大
させるととも
に、外部デー
タベースとの
連携に向けて
取り組んでい
るか。

盤構築事業を発展・充実させるため、事業参加病院数は令和5年度時点で77病院とな
った。また対応ベンダ数も主要7社でNCDAとの接続試験を引き続き行うとともに、
平成29年度に当初は収集できなかった診療経過記録や退院時サマリ、紹介状データに
ついても集積ができるよう改修したことで、より精度の高い臨床疫学研究等の実施が可
能になるデータベースとして運用している。さらに、今後標準規格となることが予定さ
れているHL7FHIR準拠規格について、データ収集が可能となるよう、導入に向け
た検証を行った。
【NCDA参加病院数と保有患者データ数】
30年度

元年度

2年度

3年度

4年度

5年度

病院数

63病院

66病院

67病院

70病院

76病院

77病院

データ数

190万人

260万人

290万人

300万人

360万人

410万人

(2)NCDAを活用した災害時診療情報の抽出等(再掲)
NCDAの標準化機能を活かして、様々なベンダの電子カルテから災害診療記録用の電
子フォーマットの出力が可能となるよう対応モジュールをバージョンアップし、災害時に
必要な診療情報の自動抽出化等の開発及び検証を行い、その結果を導入手順書として公開
している。令和5年度までにNCDA参加病院のうち災害拠点病院を中心に74病院で導
入済みである。
本モジュールの活用により、被災地の機構病院での医療ニーズをNHO本部で集計する
ことが可能になり、本部が機構病院に代わり災害対策本部へ必要な情報を提供する等、災
害時の機構病院の後方支援に役立てることとしている。

185

(見込評価)
評定

中期計画の
目標を達成
した。

(期間実績評価)
評定