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資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (94 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.中期目標期間の業務に係る目標、計画、業務実績、中期目標期間評価に係る自己評価及び主務大臣による評価
中期目標

中期計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価

主務大臣による評価

業務実績

自己評価

となることが予定されているHL7FHIR準拠規格について、データ収集が可能となるよ
う、導入に向けた検証を行った。

評定

【NCDA参加病院数と保有患者データ数】
30年度

元年度

2年度

3年度

4年度

5年度

病院数

63病院

66病院

67病院

70病院

76病院

77病院

データ数

190万人

260万人

290万人

300万人

360万人

410万人

(2)NCDAを活用した災害時診療情報の抽出等
NCDAの標準化機能を活かして、様々なベンダの電子カルテから災害診療記録用の電子フォ
ーマットの出力が可能となるよう対応モジュールをバージョンアップし、災害時に必要な診療情
報の自動抽出化等の開発及び検証を行い、その結果を導入手順書として公開している。令和5年
度までにNCDA参加病院のうち災害拠点病院を中心に74病院で導入済みである。
本モジュールの活用により、被災地の機構病院での医療ニーズをNHO本部で集計することが
可能になり、本部が機構病院に代わり災害対策本部へ必要な情報を提供する等、災害時の機構病
院の後方支援に役立てることとしている。
<評価の視点>
・ NCDA
と独立行政

(3)外部のデータベースとの連携
国の医療情報政策に基づき、外部のデータベースとの連携や外部機関へのデータ提供につい
て積極的に貢献しており、令和元年度より厚生労働省からの補助事業として、MID-NET

法人医薬品
医療機器総
合機構(P
MDA)が
運営・管理
するMID
-NETの
データを連
携し、統合
解析するた

(※1)を活用した医薬品等の安全対策の高度化を図ることを目的に、NHO診療情報集積基
盤(NCDA)で解析している各種医療データを医薬品医療機器総合機構(PMDA)のMI
D-NET側で解析が可能となるように変換し、提供することで、統合解析(※2)するため
の環境を構築する「医療情報データベース連携推進事業」を開始した。
NCDAから抽出されるデータをMID-NETの分析用データセットと同様の形式に変換
するための医療情報データベース連携用変換ツールを作製し、令和2年度は、PMDAのMI
D-NET側で実施した利活用がNCDA側にて同様の利活用結果が得られるか検証できるよ
うに調整を進め、令和3年度は、医薬品製造販売後調査、GPSP省令(※3)対応に対応す
べく、PMDA、MID-NETの体制を参考とし、整備すべき事項等を双方で協力して確認
を行った。令和4年度は、令和5年度のレセプトとDPCの連携データ提供の運用開始に向け

めの環境の
構築に取り
組んでいる
か。

て、調整、準備、GPSP省令対応のため各種規程・手順書の整備を進めた。令和5年度は、
レセプト及びDPCデータの提供に向けた調整、テスト等を行い、10月に運用を開始した。
これに伴い、データの利活用の前提となる情報提供のための秘密保持契約を12社と締結し、
うち1社については利活用に向けた審査手続きの準備を進めている。
NHOの「NCDA」は、MID-NETより中小規模の病院が多く、慢性期疾患のデータ
も多く含まれているため、NCDAとMID-NETを連携し、統合解析するための環境を構

93

(見込評価)

中期計画の目
標を達成し
た。

(期間実績評価)
評定