３．中期目標期間の業務に係る目標、計画、業務実績、中期目標期間評価に係る自己評価及び主務大臣による評価
中期目標

中期計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

主務大臣による評価
自己評価

（見込評価）

（１）理事長の
１ 効率的な業務運営体制
評定
リ ー ダ ー シ ッ <評価の視点>
中期計画の
プ が 組 織 運 営 ・ ２０４０年 （１）理事長のリーダーシップが組織運営に反映される統制環境の充実・強化
目標を達成
に反映される
を見据え、国
した。
統制環境の充
立 病 院 機 構 1．理事長が一層リーダーシップを発揮できるマネジメント体制
実・強化
が引き続き
国の政策や
地域から必
（１）ＮＨＯ全体を通暁する骨格の再構築
医療に係る経
要とされる
理事長のもと、「ＳＵＲＥプロジェクト」において、今後のＮＨＯの進むべき方向性に
営環境の変化
医療機関で
ついて議論を進め、令和元年１０月に取りまとめた報告書では、２０４０年を見据え、Ｎ
等に迅速かつ
あり続ける
ＨＯが引き続き地域から必要とされる医療機関であり続けるため、次の通り今後のＮＨＯ
的確に対応し、
国立病院機構
全体として経
営の健全性を
保つとともに、
適切なリスク
マネジメント
が行えるよう、
理事長が一層
リーダーシッ

ため、理事長
のもとに定
めた今後の
国立病院機
構における
あらゆる取
組を貫く理
念を全ての
職員と共有
し、国立病院

におけるあらゆる取組を貫く次の理念を定めた。
①地域等の患者、住民が必要とする医療を安定的かつ継続的に提供するＮＨＯ（地域包括
ケアシステムを構築するため、関係機関と連携し、地域で必要とされる医療を提供して
いくこと）
②全ての職員にとって安全、安心に働ける職場であるＮＨＯ（患者等に寄り添い、良い医
療を提供するためにも、職員にとって問題意識を共有でき、また、働きがいのある職場
であること）
③災害時等の危機管理に強いＮＨＯ（災害発生時や不祥事の際などの危機管理対応が求め
られる状況にあっても、迅速、確実に対応できる組織であること）
また、引き続き病院長会議等を通じて全職員と共有し、ＮＨＯ全体として一体的な組織

プを発揮でき
るマネジメン
ト体制を構築
する。

機構全体と
して一体的
な組織運営
を進めてい
るか。

運営を進めることとした。

・ 適切なリス
クマネジメ
ントが行え
るよう、理事
長が一層リ
ーダーシッ
プを発揮で
きるマネジ
メント体制
を構築して
いるか。

（２）テレビ会議の導入等による本部・グループ・病院間のコミュニケーションの深化
令和元年度から令和５年度においても、引き続き病院長会議（病院運営の要となる事務
部長及び看護部長も同席）を開催し、理事長自ら各病院長等に対して法人の重要な運営方
針等を直接伝達し、法人全体としての意識統一を図った。
中期計画の
この他、全職員あてに年度当初に法人の運営方針等の理事長メッセージを発信し、病院、 目 標 を 達 成
グループと一体となった運営の取組を行った。
した。
テレビ会議システムの導入については、ＩＣＴソリューションの積極的な活用による効
率的な業務運営を実現するために導入を検討していたが、新型コロナウイルス感染症の流
行・拡大をきっかけに、前倒しで（令和２年９月までに）全病院への導入を完了した。
さらに、上記のとおり整備を行ったテレビ会議システムにより、グループや病院とのよ
り円滑な意思疎通を図り、即時に連携することが可能となったほか、災害時や新興感染症
発生時等の危機管理対応の際に迅速な状況共有と意思決定を行い、適切な法人運営が可能
となるマネジメント体制を構築することができた。なお、令和５年度における能登半島沖
地震の対応においても、当機構の現地対策本部や石川県調整本部、日本赤十字社、ＪＭＡ
Ｔ（日本医師会災害医療チーム）等とのミーティングにおいて、同システムを活用した。
一方で、テレビ会議等の利用増を受けた情報系ＨＯＳＰｎｅｔの通信量の増大により回
149

（期間実績評価）
評定