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令和4年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況(令和5年版 過労死等防止対策白書) (122 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001156170.pdf
出典情報 令和5年版 過労死等防止対策白書(10/13)《厚生労働省》
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(睡眠の状況)
理想の睡眠時間は、
「7~8時間未満」が 45.4%で最も多く、次いで「6~7時間未満」
の 28.9%であった。一方で、実際の睡眠時間は「5~6時間未満」が 35.5%で最も多く、次
いで「6~7時間未満」の 35.2%であった。また、理想の睡眠時間と実際の睡眠時間の乖離
時間は、「理想の睡眠時間より1時間不足」が 39.6%で最も多く、次いで「理想の睡眠時間
以上睡眠がとれている」が 30.7%、
「理想の睡眠時間より2時間不足」が 21.3%であった(第
3-2-1-14 図)。


3



第 3-2-1-14 図 理想の睡眠時間と実際の睡眠時間及びその乖離時間(就業者調査)

過労死等をめぐる調査・分析結果














調







(資料出所)労働安全衛生総合研究所社会労働衛生研究グループ「令和4年度過労死等に関する実態把握のための労働・社会面調査
研究」をもとに作成

1週間当たりの実労働時間別に理想の睡眠時間と実際の睡眠時間の乖離時間をみると、労
働時間が長くなるにつれて乖離が大きくなる傾向があり、
「60 時間以上」では、
「理想の睡眠
時間以上睡眠がとれている」が 22.3%、
「理想の睡眠時間より1時間不足」が 34.4%、
「理想
の睡眠時間より2時間不足」が 27.9%、「理想の睡眠時間より3時間不足」が 9.7%、「理想
の睡眠時間より4時間不足」が 4.8%、「理想の睡眠時間より5時間不足」が 1.0%であった
(第 3-2-1-15 図)


第 3-2-1-15 図

1週間当たりの実労働時間別理想の睡眠時間と実際の睡眠時間の乖離時
間(就業者調査)

(資料出所)労働安全衛生総合研究所社会労働衛生研究グループ「令和4年度過労死等に関する実態把握のための労働・社会面調査
研究」をもとに作成
(注)自営業者等及び会社役員は、就業時間を労働時間として算出。

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