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令和4年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況(令和5年版 過労死等防止対策白書) (134 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001156170.pdf
出典情報 令和5年版 過労死等防止対策白書(10/13)《厚生労働省》
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男女別にうつ傾向・不安(K6)をみると、女性の方がうつ傾向・不安の割合が高い傾向
があり、「うつ病・不安障害の疑い」がある者は 9.5%、「重度のうつ病・不安障害の疑い」
がある者は 7.7%であった(第 3-2-2-15 図)。

第 3-2-2-15 図 性別うつ傾向・不安(メディア業界、就業者調査)




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過労死等をめぐる調査・分析結果

(資料出所)労働安全衛生総合研究所社会労働衛生研究グループ「令和4年度過労死等に関する実態把握のための労働・社会面調査





研究」をもとに作成
(注)K6は、米国の Kessler らによって、うつ病・不安障害などの精神疾患をスクリーニングすることを目的として開発され、一



般住民を対象とした調査で心理的ストレスを含む何らかの精神的な問題の程度を表す指標として広く利用されている。6つの
質問について5段階(「まったくない」(0点)、「少しだけ」(1点)、「ときどき」(2点)、「たいてい」(3点)、









調







「いつも」(4点))で点数化し、合計点数が高いほど、精神的な問題がより重い可能性があるとされている。

(主観的幸福感の状況)
主観的幸福感をみると、総じて「幸福感8」以上の割合が高く、「メディア業界全体」
では 47.1%であった。業種別にみると、「放送・映像関連業」が 42.9%、「新聞関連業」
が 40.5%、
「出版関連業」が 52.7%、
「広告関連業」が 54.3%であった(第 3-2-2-16 図)。

第 3-2-2-16 図 業種別主観的幸福感(メディア業界、就業者調査)

(資料出所)労働安全衛生総合研究所社会労働衛生研究グループ「令和4年度過労死等に関する実態把握のための労働・社会面調査
研究」をもとに作成
(注)主観的幸福感は、内閣府「国民生活選好度調査」でも用いられる指標で、「とても不幸せ」~「とても幸せ」の 10 段階評価で、
より高い得点が、主観的幸福度が高いことを表す。

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