令和4年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況(令和5年版 過労死等防止対策白書) (46 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001156170.pdf |
出典情報 | 令和5年版 過労死等防止対策白書(10/13)《厚生労働省》 |
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勤務問題を原因・動機の1つとする自殺者数の推移を年齢層別にみると、令和4年は、「40
第
~49 歳」
(27.5%)、「50~59 歳」(25.1%)
、
「30~39 歳」
(18.2%)
、
「20~29 歳」
(17.4%)
章
の順となっている(第 1-3-5 図)
。
11
章
労働時 間 や メ ン タ ル ヘ ル ス 対 策 等 の 状 況
労
働
時
間
や
メ
ン
タ
ル
ヘ
ル
ス
対
策
等
の
状
況
第 1-3-5 図 勤務問題を原因・動機の 1 つとする自殺者数の推移(年齢層別)
(資料出所)警察庁の自殺統計原票データに基づき厚生労働省作成
(注)原因・動機の計上方法については下記のとおり変更されているため、原因・動機別の自殺者数について、各年の数値を単純に比
較することはできない。
平成 20 年~令和3年・・・遺書等の生前の言動を裏付ける資料がある場合に限り、自殺者一人につき最大3つまで計上。
令和4年・・・遺書等の生前の言動を裏付ける資料がある場合に加え、家族等の証言から考えうる場合も含め、自殺者一人につき
最大4つまで計上。
コラム1 自殺対策の相談窓口とゲートキーパーについて
誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して、相談窓口、ゲートキーパ
ー、自殺対策の取組などの情報をわかりやすくまとめたサイト「まもろうよ こころ」
を公開しています。
相 談 窓口
厚生労働省では、地方自治体や民間団体と連携して、電話相談に加え、SNS を活用し
た相談事業を実施しています。
令和4年 10 月に閣議決定された新たな自殺総合対策大綱においても、電話相談窓口
の支援のほか、多様な相談ニーズに対応するため、SNS 等のコミュニケーションツール
を活用した相談事業に対する支援の拡充などを盛り込んでいます。
電話相談については、悩みや年代によって選べる電話相談窓口があり、悩みを抱えて
いる人の事情や年代、電話できる時間などに合わせて選んでいただくかたちになってい
ます。
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