令和4年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況(令和5年版 過労死等防止対策白書) (221 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001156170.pdf |
出典情報 | 令和5年版 過労死等防止対策白書(10/13)《厚生労働省》 |
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人を超える保護者が参加。改革が PTA 活動の活性化にもつながっているという。
教員の負担軽減に関する一連の取組を通じて、校長はこう話す。
「仕事とプライベート
のバランスをしっかりと取ることで先生方は心身の健康が保てます。それが授業の質向
上や指導力を高めることになる。教員の働き方改革は、子どもたちにより良い教育を行
うためにあると考えています。」
(埼玉県教育委員会)
ホームページ https://www.pref.saitama.lg.jp/f2207/fureaiday.html
(杉戸町立杉戸中学校)
第
ホームページ https://www.town.sugito.lg.jp/cms/index1233.html
章
4
国民が将来にわたり質の高い医療サービスを受けるためには、長時間労働など厳しい勤務
第
4
環境に置かれている医師や看護職員などの医療従事者が健康で安心して働くことができる勤
章
務環境の整備が喫緊の課題となっており、課題克服のため、以下の取組を行っている。
ア
過
労
死
等
の
防
止
の
た
め
の
対
策
の
実
施
状
況
医療法に基づく医療機関に対する相談支援の実施
平成 26 年 10 月1日に施行された改正医療法では、各医療機関において PDCA サイクルによ
り計画的に勤務環境改善に取り組む仕組み(医療勤務環境改善マネジメントシステム)を導
入するよう努めることとされたほか、都道府県において医療従事者の勤務環境の改善を促進
するための拠点としての機能を確保することとされ、平成 29 年3月までに全ての都道府県で
医療機関に対する勤務環境改善を支援するための「医療勤務環境改善支援センター」(以下
「勤改センター」という。)が設置されたところである。勤改センターでは、医業経営アド
バイザーや医療労務管理アドバイザーが医療機関に対する相談支援業務を行うなど、医療機
関の主体的な取組に対する支援の充実を図ることにより、医療従事者全体の勤務環境の改善
に向けた取組の充実につなげている。
イ
過労死等の防止のための対策の実施状況
(3)医療従事者
医療機関の勤務環境改善に向けた調査研究や勤改センターの活動推進の支援
令和4年度は、国内の全病院・有床診療所を対象とした実態調査(アンケート)、個別医
療機関からの勤務環境改善の取組好事例に関するヒアリング調査の実施等により、医療機関
における労働実態(時間外労働、夜勤、連続勤務等)及び医療勤務環境改善マネジメントシ
ステムの実施状況並びに勤改センターにおける活動状況の把握・分析を行い、更なる推進方
策の検討を行った。
また、勤改センターが地域における医療勤務環境改善を牽引するため、勤改センターに所
属するアドバイザーに対して、有識者等を講師とする研修会を開催し、勤務環境の改善に向
けた支援の充実につなげるとともに、勤改センターによる支援の好事例を Web サイト等にて
掲載し、その活動を周知することで、医療機関における勤改センター活用による働き方改革
を推進している。
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