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令和4年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況(令和5年版 過労死等防止対策白書) (174 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001156170.pdf
出典情報 令和5年版 過労死等防止対策白書(10/13)《厚生労働省》
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写真1 シート型睡眠計



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写真2

ポータブル血圧計

写真3

トラック車内での
調査風景

過労死等の防止のための対策の実施状況

その結果、高血圧症及び高血圧に関連する疾患の既往歴の有無にかかわらず、長距離





ドライバーと地場ドライバーに共通して、休日後の勤務入りの出発時に血圧が高いこと



が観察されました(図2)
。また、個々人の勤務中の血圧は拘束時間が長いほど、さらに




















夜間早朝勤務を行うことにより出発時間や睡眠時間が乱れるほど高くなるということが
示されました。詳しくはこれまでの研究報告書をご覧ください(https://www.jniosh.
johas.go.jp/publication/houkoku.html 令和4年度研究報告書は令和5年秋公開の予定)。

地場ドライバーと長距離ドライバーのどちらも、グラフ上の丸で囲った部分(出発、出勤時)が他の測
定点に比べて統計的に有意に血圧値が高いことを表しています。
図2.勤務中の血圧値の変化

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