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令和4年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況(令和5年版 過労死等防止対策白書) (228 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001156170.pdf
出典情報 令和5年版 過労死等防止対策白書(10/13)《厚生労働省》
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だという。事業所勤務の社員は8人。その半数が 20 代で経験が浅く、一人ではまだ現
場を任せられなかった。
「会社に増員を求めましたが、すぐに人が採れるわけではない。
当時、副所長だった私がサポートに入るなどして週に2日休めるようにしていました」
と振り返る。そこから取り組んだのは、一人ひとりが担当以外の業務知識を身に付ける
ことだった。担当者の不在や多忙なときに誰もがカバーできる応援体制を築くことで、
全体の残業時間を減らし、休日を確保してきた。
そして、所長の立場で心がけたのは、部下が有給休暇を申し出たとき、
「いいよ、休ん
で」と軽く返す声かけで、若手が言いやすい雰囲気をつくることだという。自らも趣味


のオートバイでのツーリングのため平日に有給休暇を取っている。
「休みやすい環境のレ
ールを先輩が敷くこと。それが働き方改革には必要だと感じます」



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過労死等の防止のための対策の実施状況

コンサルタントから助言を得ながら、平成 30 年
度に社内の働き方を見直し、諸制度を作ってきたが、





「有給休暇チケット」は最初の1年で終えたという。



その年に有給休暇取得率が大きく伸び、その後も定




















着したことで、上司に休みを切り出しにくい雰囲気
が解消できたからだ。
「会社が本気で取り組みさえす
れば、変化はすぐに表れることがわかりました」と
常務は話す。

<「ノンストレスで効率よく」が一番良い
働き方と話す事業所長>

令和6年度から建設業にも時間外労働の上限規制
が適用される。
「働き方改革」というより、「働きが
い改革」を目指してきたと話す常務は、これまでの
経験から、改革を進めようとする同業者にこうアド
バイスする。
「休んでください、残業はしないでと言
って、新たな働き方を強いるのではなく、働きやす
くなった、自分にとってメリットがあったと、みん
なが『働きがい』を実感できること。そうした環境

<会社が目指す姿を記した常務所有の小冊子。
常に携帯している>

をつくることが、社員の協力を得るためにも一番大
事なことだと思います」
(平和建設株式会社)
ホームページ http://www.heiwakensetsu.co.jp/

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