令和4年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況(令和5年版 過労死等防止対策白書) (125 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001156170.pdf |
出典情報 | 令和5年版 過労死等防止対策白書(10/13)《厚生労働省》 |
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事業場における困難な契約の経験の有無を要因別にみると、
「時々ある」及び「よくある」を
合わせた割合は、
「利益を得るのが困難な契約」が 26.5%、
「納期が困難な契約」が 19.5%、
「人
員確保が困難な契約」が 18.5%、
「技術が困難な契約」が 12.9%であった(第 3-2-1-20 図)
。
第 3-2-1-20 図 困難な契約の経験の状況(事業場調査)
第
章
3
過労死等をめぐる調査・分析結果
第
3
章
過
労
死
等
を
め
ぐ
る
調
査
・
分
析
結
果
(資料出所)労働安全衛生総合研究所社会労働衛生研究グループ「令和4年度過労死等に関する実態把握のための労働・社会面調査
研究」をもとに作成
時間外労働の短縮に向けて、人材の確保や生産性の向上等を図るためには、そのための原
資が必要となるところ、経費や人件費等の負担の増加分を製品・商品・サービスの価格に転
嫁できているか回答を求めた結果、
「転嫁できている」及び「一部は転嫁できている」を合わ
せた割合はおおむね 50%を超えているものの、
「300 人以上」は 44.5%と 50%を下回った。
また、「あまり転嫁できていない」及び「全く転嫁できていない」を合わせた割合は、「300
人以上」が 33.4%で最も高く、次いで「50~99 人」が 32.3%、
「10 人未満」が 31.0%であ
った(第 3-2-1-21 図)
。
第 3-2-1-21 図 規模別価格転嫁の状況(事業場調査)
(資料出所)労働安全衛生総合研究所社会労働衛生研究グループ「令和4年度過労死等に関する実態把握のための労働・社会面調査
研究」をもとに作成
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