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令和4年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況(令和5年版 過労死等防止対策白書) (204 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001156170.pdf
出典情報 令和5年版 過労死等防止対策白書(10/13)《厚生労働省》
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加えてメンタル面の悪化などで仕事のパフォーマンスが停滞している「ハイリスク層」
が全体の約1割、300 人程度いることもライフスタイルアンケートの結果でわかった。
一方、産業医や臨床心理士との面談の相談内容でも、コロナ禍前は仕事や人間関係が中
心だったのに対し、孤独感やモチベーションの低下、入社や異動後に新しいチームに馴
染めないなど、リモートワークなどコロナ禍での環境に伴う悩みに変化していたことか
ら、そうした社員をサポートする取組を始めたという。
孤 独 感の 解消 、コ ミュニ ケ ーシ ョン 促進 を図る オ ンラ イン 交流 を企画
その一つが、臨床心理士をカフェオーナーに見立てたオンライン雑談スペース「ホッ


とカフェ」の開催だ。孤独感やコミュニケーション不足の改善を図る場として企画し、
令和3年8月から毎月開いている。1回 30 分の「雑談」には2つのテーマを用意。前

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半は「取引先に持っていくおすすめの手土産」や「この夏にやりたいこと」などの気軽

過労死等の防止のための対策の実施状況

な話題で場をほぐし、後半では「リモートワークのリフレッシュ術」
「嫌なことがあって
眠れないときの対処法」などをテーマに参加者同士が話し、臨床心理士がアドバイスす





る形で進める。リモート画面に顔を出さなくてもよく、参加時間は「業務」として扱わ



れる。終了後のアンケートでは、
「和やかな雰囲気でとても穏やかな気持ちになりました」




















などといった感想が寄せられ、毎回9割近くが、参加して「満足」
「やや満足」と回答。
緩やかな交流で心理的安心感を与えている。
「メンタルの不調を感じても臨床心理士や産業医に個別面談を申し込むのは勇気がい
るものです。臨床心理士の顔が見える場をつくって、相談しやすくなる環境を作ろうと
思いました」と CHO 室長は狙いを語る。毎回 20 人前後が参加。
「人数を増やすことよ
りも、悩みを共有できて互いの存在を感じられる場所があることがとても重要だと思い
ます」と話す。
また、オンライン運動会「Fit Festa
Online」も令和3年から年1回、11 月に
開催する。グループ会社が開発・運営す
るスマホの健康管理アプリを使い、1チ
ーム2~10 人の社員で1か月間の歩数
を競う「みんなで歩活(あるかつ)
」を実
施。
「運動不足解消とともに、チーム制に
することで、仕事以外で雑談できる場を

<毎年 11 月に催すイベントの告知、自社のデザイナーが協力>

つくり、社内の顔見知りを増やすなど、
社内コミュニケーションの促進を狙った企画でもあります」
(CHO 室長)
。賞品を用意し、
チーム対抗で競争心を高めることで、参加者は令和3年の約 400 人から翌年には約 1,100
人に増えた。

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