令和4年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況(令和5年版 過労死等防止対策白書) (52 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001156170.pdf |
出典情報 | 令和5年版 過労死等防止対策白書(10/13)《厚生労働省》 |
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1 過労死等に係る労災補償の状況
(1)脳・心臓疾患の労災補償状況
第
業務における過重な負荷により脳血管疾患又は虚血性心疾患等(以下「脳・心臓疾患」と
第
いう。)を発症したとする労災請求件数は、平成 14 年度に 800 件を超えて以降、700 件台か
章
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ら 900 件台前半の間で推移しており、令和4年度は 803 件で、前年度より 50 件の増加となっ
章
過労死等の現状
た(第 2-1-1-1 図)
。労災支給決定(認定)件数は、平成 14 年度に 300 件を超えて、平成 19
過
労
死
等
の
現
状
年度に 392 件に至ったが、近年は減少傾向にあったところ、令和4年度は 194 件で、前年度
より 22 件の増加となっている(第 2-1-1-2 図)
。なお、令和4年度において、新型コロナウ
イルス感染症に関連(請求人が業務で新型コロナウイルス感染症に関連する出来事などがあ
ったと申し立てたもの。
)する脳・心臓疾患の労災支給決定(認定)件数は3件であった。
第 2-1-1-1 図 脳・心臓疾患に係る労災請求件数の推移
(資料出所)厚生労働省「過労死等の労災補償状況」
第 2-1-1-2 図 脳・心臓疾患に係る労災支給決定(認定)件数の推移
(資料出所)厚生労働省「過労死等の労災補償状況」
(注)労災支給決定(認定)件数は、当該年度内に「業務上」と認定した件数で、当該年度以前に請求があったものを含む。
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