参考資料 (263 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44232.html |
出典情報 | ストレスチェック制度等のメンタルヘルス対策に関する検討会(第7回 10/10)《厚生労働省》 |
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(マニュアル 43~46 ページの解説)
ストレスチェックにおいて、数値基準に基づいて高ストレス者を選定する方法に
ついては、本マニュアルの 43~46 ページに記載していますが、ここでは、その内
容に基づいて、さらに具体的な手順を解説します。
1 合計点数を使う方法 (マニュアルの 43 ページ評価基準の例(その1))
手順
○ まず、労働者が記入又は入力した調査票を元に、合計点数を算出します。
合計点数を算出する時に、もっとも気をつけなければいけない点は、質
問の一部に、質問の聞き方により、点数が低いほどストレスが高いと評価
すべき質問が混ざっていることです。こうした質問の場合は、回答のあっ
た点数を逆転させて足し合わせていく必要があります。
具体的には、職業性ストレス簡易調査票(57 項目)の質問のうち、領域
「A」の1~7、11~13、15、領域「B」の1~3(次ページの回答例
の
の枠内)の質問項目については、点数が低いほどストレスが高い
という評価になるため、回答のあった点数に応じて、1⇒4、2⇒3、3
⇒2、4⇒1に置き換えなおし、点数を足していく必要があります。
○
このようにしてA、B、Cの領域ごとに合計点数を算出したら、次に高
ストレス者を選定する数値基準に照らし合わせます。
マニュアルにおいて、高ストレス者を選定する評価基準の設定例(その
1)では、職業性ストレス簡易調査票(57 項目)を使用する場合、以下の
いずれかを満たす場合に、高ストレス者と選定することとなっています。
㋐
領域Bの合計点数が 77 点以上(最高点は4×29=116 点)であること
㋑
領域AとCの合算の合計点数が 76 点以上(最高点は4×17+4×9=104
点)であり、かつ領域Bの合計点数が 63 点以上であること
○
合計点数を使う方法では、このようにして高ストレス者の選定を行って
いきます。
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