参考資料 (267 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44232.html |
出典情報 | ストレスチェック制度等のメンタルヘルス対策に関する検討会(第7回 10/10)《厚生労働省》 |
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○ それでは、実際に計算をしてみましょう。
ここでは、1で用いた回答例の場合に、どのように評価点を算出し、高
ストレス者の選定を行うかについて紹介します。
○ まず、回答例の点数をもとに評価点を算出します。
たとえば、
「心理的な仕事の負担(量)
」の場合、
「15-(1(No.1 の点数)+1
(No.2 の点数)+2(No.3 の点数))=11」となりますので、
「10-11」を「○」
で囲みます。その他の尺度についても同様に計算すると、下表の「○」で囲
んだとおりとなり、評価点は表の右側に記載しているとおりとなります。
○ これをもとに、領域「A」、
「B」、
「C」の評価点の合計点を算出すると、
それぞれ 21 点、7点、4点となります。
○
最後に、領域ごとの合計点を、前ページの評価基準の設定例(その2)
に照らし合わせると、領域Bの合計点数が7点ですから基準㋐(12 点以下)
を満たしており、また、領域AとCの合算が 25 点ですので基準㋑(26 点
以下)も満たしていますので、高ストレス者ということになります。
【素点換算表に基づく評価点の算出方法】
(男性用)
尺度
計算
(No.は質問項目番号)
低い/ やや低い
少い
/少い
普通
やや高い
/多い
高い/
多い
2
10-11
10-11
3
8-9
3
4
9-10
4
1
12
12
4
10-12
4
5
11-12
A 【ストレスの原因と考えられる因子】
心理的な仕事の負担(量)
心理的な仕事の負担(質)
自覚的な身体的負担度
職場の対人関係でのストレス
職場環境によるストレス
仕事のコントロール度
技能の活用度
仕事の適性度
働きがい
評価点
評価点
15-(No.1+No.2+No.3)
15-(No.4+No.5+No.6)
5-No.7
10-(No.12+No.13)+No.14
5-No.15
評価点
15-(No.8+No.9+No.10)
No.11
5-No.16
5-No.17
5
3-5
3-5
3
8-9
8-9
1
3-4
1
1
1
4
6-7
6-7
1
4-5
1
2
5-6
2
2
2
1
3
5
3
3
3
6
11
2
4-5
4
4-5
4
4
7-8
12-15
3
6-7
3
6-7
5-7
5-7
9-12
16-21
4
8-9
2
8-9
8-10
8-9
13-16
22-26
5
10-12
1
10-12
11-12
10-12
17-24
27-44
1
3-4
3-5
3-6
2
5-6
6-7
7-8
3
7-8
8-9
9
4
9-10
10-11
10-11
5
11-12
12
12
3
2
6-7
2
3
7-8
3
3
3
4
4
2
3
4
2
3
2
2
2
1
B 【ストレスによっておこる心身の反応】
評価点
活気
No.1+No.2+No.3
評価点
イライラ感
疲労感
不安感
抑うつ感
身体愁訴
No.4+No.5+No.6
No.7+No.8+No.9
No.10+No.11+No.12
No.13~No.18 の合計
No.19~No.29 の合計
1
2
1
1
1
1
C 【ストレス反応に影響を与える他の因子】
上司からのサポート
同僚からのサポート
家族・友人からのサポート
評価点
15-(No.1+No.4+No.7)
15-(No.2+No.5+No.8)
15-(No.3+No.6+No.9)
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※素点換算表には「仕事や生活の満足度」の項目がありますが、高ストレス者の選定に当たっては使用しません。
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