図表 66

薬剤師確保のための取組のうち特に工夫した内容（問 2-6）
＜都道府県薬剤師会・病院薬剤師会＞

1) 薬剤師の待遇改善に係る取組・支援（初任給・給与・福利厚生等）
・なし
2) 薬局・医療機関における就労環境・制度の改善に係る取組・支援（継続勤務できる制
度、男女共同参画、子育て・介護支援等）
・なし
3) 継続勤務や再就職、復職に向けた研修の取組・支援
・多くの非就業者が参加するよう、新聞広告にて復職に向けた研修への参加者の募集を行
った。また、将来的に復職を希望される方の不安を和らげることを目的に、最近の薬局・
薬剤師を取り巻く状況についてなどの情報提供を行った後、気軽に質疑応答できるよう
に茶和会形式にて相談会を開催した。参加者には当会で行っている薬剤師無料職業紹介
事業の紹介を行った。
・大学薬学部の卒業生にも復職・再就職支援の研修会等を周知し、参加を呼びかけている。
・九州における県の薬剤師会及び（回答都道府県のある）県薬剤師会との連携。インター
ネット広告の使用。
・同窓会報にチラシを同封した（これは補助事業の際に実施した）
。
・復職支援を目的として薬局での実務研修を実施。
・県薬剤師会が管理者となっている求人情報 Web 及び県が運営する医療人材バンク運営支
援事業に参加。
・新採用薬剤師スキルアップ研修会を再就職者、復職者にも門戸を広げている。
・病院、診療所、薬局実務者講習会。経験年数の浅い薬剤師を対象に 1 週間全体集合研修
と県内の病院での実地研修を開催している。
4) キャリアパスの充実
・会員のキャリアパス形式、出産、育児後の復帰を支援しうる専門性取得支援のため、10
領域において研修を実施。
・一定条件の受講修了者に独自の認定証を発行する。
5) スキルアップ、キャリア形成のための取組・支援（研修の実施、学会参加機会の提供
等）
・専門薬剤師の取得に向けた論文作成サポートセミナー開催。
・県薬剤師会と合同で学術大会を開催した。
・海外学会派遣研修事業を実施した。
・グループディスカッション、実習研修を多く取り入れた。

- 51 -