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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (416 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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8) 薬学生に病院や薬局に就職してもらうための取組(奨学金返済サポート、実習の受け
入れ支援、リクルート活動やインターンシップの充実等)
・インターンシップや薬剤部説明会をオンラインで開催した場合に、情報を伝えるのが難
しい
・薬剤師を見つけてくれるサイトに登録して、採用につながったことはない。また、応募
もほとんどない。
・奨学金に対する補助額が少なく、実際に奨学金を利用している学生にはメリットが感じ
られない。多くの学生は 1,000 万円程度の奨学金を利用している。
・既に学生は実習前に進路を大方決めてきており、また病院薬剤師を希望する学生がその
大学にはほとんどみられないこと(研究職あるいは地元に戻ってしまうなど)。
・病院存続もからむ地域医療構想で合併の可能性(同規模病院 3 つを 2 つにする)も出て
おり、学生にとっては病院の将来に不安を感じるとのこと。
9) 法人内での異動
・異動を望まない人が多い。
10) 業務の効率化(機械や ICT の活用、薬剤師以外の職員による対応等)
・医療機械の導入が困難。
・機械化するための設備導入が不十分な場合は、費用の割りに効果が少ない。また運用マ
ニュアルをしっかり作成する必要がある。
・薬剤師以外の職員を教育するノウハウが十分でない。
11) その他
・制度の利用者がいない。

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