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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (614 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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育児休業制度は、薬剤師 2 人(男女各 1 人)や複数の事務職員が活用した。出産を経て復
帰した人(ハローワークからの斡旋で採用した人)がいるので、制度の導入により離職を防
止する効果があったと考えている。

その他
育児休業制度の導入にあたっては、休職した際に代わりの人材を確保する必要があるが、
派遣薬剤師を一定期間雇用したり、薬局管理者が現場に入ることで対応した。ただし派遣薬
剤師の時間単価は高く、また、人材が適時に見つからない点が課題と考えている。

その他(薬剤師確保・地域偏在全般等に関すること)
薬剤師のキャリア形成のために、新卒では大手薬局に就職して同期や知り合いを多く作っ
てから転職することが本人の将来にとって良いと考えている。
当薬局では新卒の募集を行っていないが、新卒をしっかりと教育できるかという点につい
て不安を感じており、また、大学に働きかける余力もないためである。よって、新卒を教育
できる制度があるとよいと考えるが、自薬局負担が発生する場合はその活用は難しい。
薬局管理者は以前は MR をしており、自身も別の薬剤師に指導を受け調剤スキルを OJT で学
んで現在に至っていることもあり、調剤未経験の元 MR の薬剤師を採用することにも抵抗感は
ない。

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