参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (58 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》 |
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病院において、薬剤師不足により生じていると考えている弊害として、「病棟業務に支
障がある」が 72.1%と最も高く、次いで「薬剤師の時間外勤務が増えている」が 53.3%、
「チーム医療への参画に支障がある」が 52.3%であった。二次医療圏の人口規模ごとに見
ると、人口規模の大小に比例するという傾向は見られなかったものの、「薬剤師の休日勤
務日数が増えている」、
「薬剤師外来の実施に支障がある」については、人口 10 万人未満
と人口 50 万人以上の間で 10 ポイント以上の差があった。
薬剤師不足によって、病棟業務やチーム医療などの対人業務に十分に取り組むことがで
きていない状況がうかがえる。また、それ以外の業務を含め、時間外勤務によって薬剤師
への負担がかかっている状況がうかがえる。
図表 65
薬剤師不足により生じている弊害(問 2-12)
【複数回答】
<病院>
全体 n=409
0%
50%
薬剤師の時間外勤務が増えて
いる
薬剤師の休日勤務日数が増
えている
100%
その他
無回答
50%
100%
0%
50%
73.2
52.4
22.2
22.0
22.2
19.5
25.0
17.8
12.5
23.2
6.1
13.2
6.9
2.7
1.2
2.8
1.0
0.0
4.2
- 55 -
70.8
50.7
54.7
24.3
25.5
23.6
20.8
35.1
10.1
34.9
4.7
27.7
20.8
29.2
20.3
6.8
4.7
0.7
100%
55.7
74.3
26.4
9.8
50%
24.5
15.5
27.8
8.5
0%
26.4
52.8
24.4
26.9
100%
二次医療圏人口50万人以上
n=106
56.1
68.1
25.2
8.8
50%
23.6
72.1
30.1
0%
25.0
22.0
52.3
100%
二次医療圏人口20万人以上
50万人未満 n=148
50.0
35.4
17.6
7.3
二次医療圏人口10万人以上
20万人未満 n=72
47.6
53.3
病棟業務に支障がある
特にない
0%
27.4
24時間対応に支障がある
チーム医療への参画に支障が
ある
地域での多職種連携(薬薬連
携含む)に支障がある
外来化学療法の実施に支障
がある
薬剤師外来の実施に支障があ
る
治療薬物モニタリング(TDM)
に支障がある
医薬品情報管理(DI)専門部
署の設置に支障がある
医療安全管理部門業務への
参画に支障がある
二次医療圏人口10万人未満
n=82
18.9
9.4
0.9
0.0