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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (394 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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4) キャリアパスの充実
・経験年数を考慮したキャリアラダー表を作成し、それぞれの目標を設定して取組を支援
した。
・人事評価制度の活用、薬剤師の到達目標やキャリアイメージを提示。
・新人からポートフォリオを導入し、実施可能な業務を見える化することで、業務水準の
維持を確保するほか、ポートフォリオについて直接新人からも意見を聞きながら改善し
ていった。
・令和元年以降、キャリアパスを策定した。1 年目:業務ラダーを基に病院薬剤師の基礎力
を身につける。2 年目:病棟ローテートを行い病態の把握や、データの見方等基礎を学
ぶ。3~5 年目:専門、認定薬剤師取得に向けた支援(学会発表等)。5 年目以上:マネジ
メント力のスキルアップ。
5) スキルアップ、キャリア形成のための取組(研修の実施、学会参加機会の提供等)
・東海・北陸管内 18 病院を対象に年 10 回以上研修を実施しており、スキルアップキャリ
ア形成に取組んでいる。
・社会人としてのスキルアップのための研修実施(教育研修課と連携)
。資格等取得のため
の研修会や学会参加については年間プログラムを作成し、出張として業務扱いにする。
あるいは、参加費助成などを行っている。
・WEB を使用して研修を行った。
・薬剤部内・院内の研修の充実に加えて、学会発表・参加を支援し、法人の資格所得支援
制度も活用して学習やスキルアップの機会を提供した。
・同じ目標を持つ部員がサークルを結成し、専門薬剤師の資格を持つ薬剤師がリーダーと
なって、資格取得を目指す薬剤師を指導する活動を支援している。
・やりたい業務を薬剤師全員を対象として調査し、既に取り組んでいる活動や、経験年数、
実績などを考慮して、最も実現できそうな組織や医療チームに配属させるなど、人事配
置面から支援している。
・資格取得のための研修会及び学会等への参加には出張旅費を支給している。
・教員が学会発表や論文作成を指導し、投稿論文の英文校正費を薬剤部の研究費より支出
している。
・新人職員への研修プログラム作成。
・平等に参加できるようにした。
・研修や学会に参加するのに適した時期は人によって違う。同じ回数参加することが公平
なのではなく、適した時期に思う存分参加できることを公平としている。一見、不公平
に見えるが、本人たちの満足度は高く、不公平感もない。
・コロナ禍で学会が WEB へ移行またはハイブリッド開催することになり、学会参加の機会
を増やした。
・学会発表の指導体制を構築し、支援体制を整備した。

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