参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (429 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》 |
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図表 343 薬剤師不足解消(緩和)への課題(問 4-5)
<病院>
〇薬剤師数の不足、募集しても応募がない
・求職人数の少なさ。
・近隣に薬学部が少ない。
・県内に薬学部がないため、薬剤師の確保が難しい。学齢期より薬剤師の役割を知って興
味を持ってもらい、薬学生への支援についても考えていく必要性がある。
・県内に薬学部はあるが、市内には薬剤師が全くいない状況であり、どこの病院も常に募
集しており、慢性的不足が課題である。
・県内に薬科大学がないこと。出身地以外では地方で働きたいと思う人が少ない。
・県に帰ってくる薬剤師が不足している。
・この地域に就職したいと思う新卒薬剤師が圧倒的に少ない(いない)。
・産休・育休の代替要員の確保が困難。
・地元就職希望者の減少。
・他県の薬学部への進学は、6 年制となったため、費用がかかり断念することがあるよう
だ。
・調剤薬局勤務希望の薬剤師が多いため、病院勤務の薬剤師が不足している。
・当地域出身の薬剤師が少ない。
・ドラッグストア併設の調剤薬局や門前の調剤薬局が多すぎて、取り合いになっているの
が課題である。
・ハローワークやインターネット求人サイトへ募集掲載しているが、応募がない。
・病院以外での薬剤師就業が増加しており、絶対数が不足しているのではないか。
〇給与
・院外薬局の給与が高額なため、病院薬剤師が減少している。業務のやりがいより給与重
視。
・女性が結婚して退職たら当分復職しない。薬剤師の夫は高給が多く、お金はいらない人
が多い。
・給与水準が他施設(病院)に劣っている。調剤薬局の給与水準にはかなわない。
・県立病院のため、給与・福利厚生面で民間の医療施設よりも劣ることが多い。
・公立病院で給与制度の変更が困難であるため、処遇を改善できない。
・初任給を比較され、製薬会社や調剤薬局へ流れてしまう傾向があるが、当院は公立のた
め基本給や各種手当の改正は困難である。
・都市部の病院より給与水準が低い点。
・病院(特に公的病院)と薬局やドラッグストアで初任給が違いすぎる。都市部はまだ差
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