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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (397 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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・人員不足の病院へ法人内異動を実施し、応援体制を確立した。
・できるだけ本人の希望に沿える人事異動となるよう働きかけている。
・同一法人の病院から業務応援という形で一定期間職員を派遣してもらっている。令和 2
年度の異動による増員 1 人は、元々応援で来ていた者。
・病休や急な家族の介護による欠員の補充のため、関連病院より応援に来てもらった。
・法人内での異動(病院と介護施設)、業務分担、情報の共有化。
・法人内での異動を条件に入職してもらっている(札幌や神奈川などの人気のある法人施
設に 2 年後異動する)。
・薬剤師(女性)の配偶者の異動に際し、その近隣施設へ異動させることで退職を防ぐこ
とができた。
10) 業務の効率化(機械や ICT の活用、薬剤師以外の職員による対応等)
・チャットによる情報共有。
・鑑別機能を搭載した持参薬管理システムを導入し、事務時間の短縮につなげることがで
きた。
・散剤監査システムの導入。
・システムにより重複薬剤をチェックしたり、高齢者に注意すべき薬剤を自動的にスクリ
ーニングでき、薬剤管理指導業務において減薬など主治医に積極的な提案が可能となっ
た。また、退院時薬剤情報提供書の作成支援により、退院患者を適切に地域に引き継ぐ
ことができるようになった。
・錠剤監査支援システムの導入。
・情報共有(LINE)の導入。
・スマホ、タブレットを使った発注システムの導入。
・全自動 PTP シート払出装置や注射薬自動払出システムの導入。
・注射薬混注監査システムを導入したことによって、調製前後の重量差を記録することで
事後監査が可能となり調整事務は 1 人の薬剤師で行うことが可能となった。
・注射薬照合システムの導入。
・電子カルテ導入、薬剤事務員配置。
・薬剤オーダリングシステム導入。
・薬剤管理システムを導入、会計年度任用職員の配置。
・PTP 除包器の導入。
・一包化の自動分包機の導入、薬袋も手書きから印刷になり、作業効率は上がった。法改
正もあり、投薬カートに入れる作業やピッキング、一包化された内容の確認は調剤補助
者にしてもらうことで、薬剤師は他の業務に時間を使えるようになった。
・薬袋発行の機械の導入、監査機材の導入。
・抗がん剤調製ロボット及びロボット調剤室を導入した。加えて、薬の取り揃えなど一部
の業務を薬剤師以外の職員に移行させて薬剤師は対人業務にシフトし、活躍できる環境

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