参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (580 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》 |
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県が受入薬局、病院を募集して、参加学生の希望施設とマッチングさせている。受入施設
は薬局、病院あわせて 30 程度である。
<学生の募集>
周知時期は、春のインターンシップの場合、1 月頃である。
学生の希望が各施設の受入人数の上限を超えた場合は調整されるが、概ね学生の希望通り
の施設に行くことができている。希望が多い施設は大病院であるが、その理由としては幅広
い診療科などが学べることが考えられる。
<周知方法>
鳥取県のウェブサイトで周知しており、また、全国の薬学部へ郵送で通知している。
取組結果
インターンシップへの参加者数は、夏については、平成 28 年度:28 人、平成 29 年度:13
人、平成 30 年度:19 人、令和元年度:19 人であった。春については、平成 30 年度:10 人、
令和元年度:6 人であった。
県薬剤師会と連携した高校生向けセミナーの開催
取組内容
高校生や保護者等の薬学部や薬剤師についての理解を深め、薬学部進学につなげることを
目的として、薬学部設置大学から講師を招き、薬学部のカリキュラムや授業の紹介、特色な
どを紹介するとともに県内の様々な職域で活躍する若手薬剤師の体験談の発表などを行うセ
ミナーを、県薬剤師会が主体となり平成 27 年度から実施している(県補助事業)。
<実施内容>
年 1 回程度開催している。通常は、対面により、東部地域で 1 回、西部地域で 1 回など、
高校生らの参加しやすさに留意している。
令和 2,3 年度についてはコロナ禍のためウェブで実施したため実施期間は 1 日、所要時間
は半日である。なおコロナ禍前の対面で開催していた時期も所要時間は半日でタイムスケジ
ュールもウェブ開催とほぼ同じである。
セミナーの内容は概ね以下 3 つのパートに分かれている。①薬学生の生活、薬学部の授業
内容について、②県の担当者から支援制度(奨学金の返還助成制度等)の説明、③各大学の
進学説明会(ウェブ上のルームを設けて)
。令和 3 年度は 5 大学(鳥取県からの進学者数が比
較的多い大学等)の参加を得て、各大学の状況を十分に伝えられたと考えている。
実施場所は、開催地域ごとに会議室を借りている。
<周知方法>
県内の高校(32 校)のうち、普通科を設置している高校を中心にチラシを郵送して周知を
図っている。また、鳥取県薬剤師会と県担当者が連携して、薬学部への進学実績のある高校
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