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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (432 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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大学院で学ぶことは難しい。一方、論文、研究等は薬学部教員のサポートがないと難し
い。
・加算対象の業務が少ない。
・求人時期の遅れ。
・経営者の理解不足。
・現場が考えている業務を安全に進めていくための人数と管理者、市が考える人数に相違
があり、決められた職員数では薬剤師確保は後回しとなっている。
・在学中に奨学金を借りて卒業する薬学生が多い。
・自治体病院は、民間と比較し給与面ではどうしても低くなってしまうため選択肢から外
れてしまう。近年、コロナの影響で大学での就職説明会も開催が見送られ業務に関して
PR できる場がない。
・紹介会社の紹介料が高額。
・奨学金・返済サポート制度がない。
・診療報酬における加算。
・早期退職者(年度途中退職者)が頻発し、補充が追いつかない(恒常的に欠員が発生し
ている)。
・大学病院思考(中小病院には目を向けない)。
・大病院に集中すること。
・人数を確保できないから、定数が増えると困るという地方病院薬剤師の声があり、本末
転倒で困る。
・認知度不足のため再就職先に候補としてあがりづらい。
・病院及びその上部になる機構全体の経営状態。
・病院全体の収益性。
・病院での薬剤師の定数が少ないため、採用ができないこと。
・病院の規模が中途半端なため、若い薬剤師の採用が困難。
・病院の規模も小さく、業務内容も単純なものばかりが主な仕事となるため新卒者やキャ
リアを求める人には選んでもらえない。
・病床数や病院機能に対応する薬剤師人員定数の法制化。
・法人内の施設間での診療科の違い(急性期、慢性期診療)

・当都道府県はドラッグストアや調剤薬局が多いが、薬学部のある大学が 3 つ(うち公立
1 つ)しかないため、人材の需給バランスが悪くなっている。
・本部の薬剤師業務に対する理解。
・門前薬局、あるいは市中のドラッグストアの売子としてのみ活用されている現状。
・薬学生が 6 年制になったがそれに対するフィーがない。この状況ならば 4 年制に戻し 2
年間の研修などの方がよいと思われる。
・薬学部の学校とのパイプが希薄。
・薬学部は 6 年制であることに加え、学費が他の学部と比較して高額である。病院の給与

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