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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (596 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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三重県と合同で就職説明会に参加
取組内容
薬剤師会として、三重県出身の薬剤師の就職を促すため、三重県と共同で大学新卒者向け
の就職説明会に参加した(現在はコロナ禍のため実施していない)

三重県とは同じブースで実施したが、これにより行政から薬局、病院、製薬企業まで、薬
剤師の活躍できる場をワンストップで幅広く紹介できることがメリットである。

復職希望者の不安を解消するための研修会の開催
取組内容
復職希望者は、刻刻と変わる医療現場から離れていたために、技術が追い付かないのでは
ないかという不安が大きいのが現実である。このような不安を解消することを目的として研
修会を開催している。主催は三重県薬剤師会であるが、行政、大学、県内病院にも協力を得
ている。
薬学部卒業生に研修会を周知するために、各大学(三重県出身者の数が多い鈴鹿医療科学
大学、名城大学、京都薬科大学)の同窓会の三重県支部を通じて案内している。また、全国の
大学にも案内を送付している。
参加者の条件は設けていないが、ターゲットとして女性では育児のための未就業者、また、
男性では MR や製造業からの転職等を意識している。
研修会では、行政、大学、病院のそれぞれの立場からどのような力が必要とされているか、
どのような業務をしているかを伝えることを重視して、4 回をセットとして実施している。
1 月 2 回、2 月に 2 回。一部のみの受講も可能。費用負担はない。
1 薬剤師の現状、薬剤師の役割の説明
2 大学での現在のカリキュラム(4 年制から 6 年制に移行したことによる)の講義の体

3 薬局の調剤事例体験(午後半日、3~4 時間程度)
4 病院見学と手技体験(午後半日、3~4 時間程度)

取組結果
参加者数は、ここ 2~3 年は、年 10 人、多いときで 20 人ほどいた。

現在就業している人を対象とした研修会の開催
取組内容
現在就業している人を対象とした研修会を開催しており、近年は薬局薬剤師が在宅医療に
関わる場面が多くなっているため、特に在宅業務に関する研修会を充実させている。

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