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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (589 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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6. 離職防止を目的とした離島・僻地での研修会の開催
調査対象

鹿児島県病院薬剤師会

取組種別

・スキルアップ、キャリア形成のための取組・支援
・薬学部に進学する学生を増やすための取組・支援

取組みのポイント
○離島・僻地の薬剤師の離職防止のため現地での研修会を開催
○高校生を対象とした病院・薬局の見学会を実施

問題意識
○離島・僻地の薬剤師の離職防止のために研修が必要
鹿児島県内では、病院、薬局ともに薬剤師不足が多くの地域で 3 年以上生じている。鹿児
島県には離島や僻地が多く、離島・僻地の薬剤師の離職防止のために研修が必要と考えてい
る。

離島・僻地での研修会の実施
取組内容
○年 4 回離島・僻地で研修会を実施(コロナ禍の間はオンライン研修で代替)
約 10 年前に、文部科学省の「がんプロフェッショナル養成プラン」ができた際、鹿児島大
学病院が南九州の拠点となりがん専門薬剤師認定コースができたことや、日本病院薬剤師会
の病院薬学認定薬剤師制度ができたことをきっかけに、年に 4 回、離島や僻地に出向き研修
会を開催するようになった。
開催にあたっては開催地域の三師会の協力を得て、地域医療に関わる医師や看護師、薬局
の薬剤師を含めて参加できるよう、案内を出してもらっている。研修会では、実技指導及び
最新のがん薬物治療に関する情報の提供とともに地域でがん薬物治療に関わる人に発表して
もらい、参加者と意見交換を行っている。
コロナ禍になって、オンライン形式で研修を行っているが、実技指導ができないのに加え
て、通信のキャパシティの制約からウェビナー形式になるので、情報提供はできるが、双方
向のやりとりができる研修にはなりづらい点がデメリットと考えている。

取組結果
○延べ 1000 人が参加

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