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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (572 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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1. 県中心部以外の地域の薬剤師不足解消に注力
調査対象

宮城県

取組種別

・継続勤務や再就職、復職に向けた研修の取組・支援
・スキルアップ、キャリア形成のための取組・支援
・薬学部に進学する学生を増やすための取組・支援
・薬学生に県内の病院や薬局に就職してもらうための取組・
支援
・薬剤師の地域偏在に対応するための取組・支援

取組みのポイント
○薬剤師確保が充実していない仙台市外での事業に注力
○事業参加者への追跡調査を行い、各事業の実施効果を把握

問題意識
○将来行うべき業務を実現する観点から、薬剤師不足が生じている
宮城県の人口 10 万人当たり薬剤師数は全国平均を下回り、また、仙台市以外の市町村はす
べて下回っていることから、仙台市以外の薬剤師不足を解消する必要がある。
法令上の基準に対しては薬局・病院とも充足しているが、厚生労働省が示す薬剤師が今後
取り組むべき業務を実現するためには不足していると考えている。

医療機関訪問や病院・薬局での実務実習を通じた薬学生への啓蒙活動
取組内容
○医療機関訪問や病院・薬局での実務実習を通じた薬学生への啓蒙活動
将来、過疎地域に就業してもらうことを目的として、県内外の大学(東北医科薬科大学、
東北大学等)に通う薬学生(県外出身者含む)を対象とした啓蒙活動として、医療機関訪問
と病院・薬局での実務実習を行っている。
医療機関訪問については、バスで東日本大震災の被災地の医療機関を訪問し、被災当時の
薬剤師の活躍や災害医療における薬剤師の重要性について学んでもらう。
薬局での実務実習:2 泊 3 日(現在は 1 日以上)で薬局内・外での働き方を体験し、交流会
を実施して、医師・看護師等から見た薬剤師像について知る。
病院での実務実習:病院で学生を受け入れ、薬剤師以外の職種を含めて病院における働き
方を理解してもらう機会を設ける。

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