参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (573 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
薬局での実務実習参加者の中から県内での就業者が出た。
復職の不安を解消するためのセミナー・実習の開催
取組内容
○復職の不安を解消するためのセミナー・実習を開催し、毎年百数十人に通知している
県内の未就業者に対して、復職後や再就職後にスキル面で業務についていけないのではな
いかとの不安を払拭し復帰を促すため、セミナー・実習を開催した。開催案内の通知対象者
は薬剤師統計調査(薬剤師法に基づく届出)を行った際、県への情報提供に同意が得られた
人で毎年百数十人が対象となる。通知は文書で行う。
取組結果
○参加者は平成 29 年度は 9 人、その後は約 2~5 人
参加者は平成 29 年度は 9 人、その後は約 2~5 人である。基本的に病院か薬局に就職を考
えている人が参加し、昨年度の参加者 2 人はいずれも子育て中で、
「現場から離れたが現状ど
うなっているのか気になった」という意識での参加だった。
4 人が宮城県内に再就職し、うち 2 人は過疎地域(仙台市外)に就職した。いずれも就職先
は薬局である。
仙台市以外でのスキルアップ研修の開催
取組内容
○仙台市以外での研修の開催
研修の開催場所が仙台市に集中しがちであるため、令和元年度から、県内の特に仙台市以
外に就業している薬剤師でも資質向上を行いやすくし、また、地域ではスキルアップできな
いとの理由での離職を防止するため、テーマを設けた研修会を仙台市以外を中心に休日等に
実施している。
テーマ①地域連携医療等実務(集合研修)
:半日~1 日程度のカリキュラムで、年 2 回実施
した。
テーマ②高度管理医療等実務(病院で受け入れ実習等)
:週 1 回を複数週にかけて行うカリ
キュラムで、令和 2 年度は年 2 回実施した。
工夫した点は、講義だけでなく実務実習を伴う内容としたことと、参加しやすいような実
施時間(休日等に実施、また、実習は複数回に分ける)としたことである。
取組結果
スキルアップ、キャリア形成のための取組への参加実績は、テーマ①については令和元年
-2-