参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (66 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》 |
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現在の勤務地については、出身地と回答した割合が最も高かった(病院薬剤師 67.1%、
薬局薬剤師 53.2%)
(参考:第 3 章別冊
図表 350
高校卒業時に居住していた都道府県
別 現在の勤務地)。今後希望する勤務地については、現在の勤務地と回答した割合が最も
高く(病院薬剤師 55.0%、薬局薬剤師 58.2%)
、次いで出身地と回答した割合が高かった
(病院薬剤師 26.4%、薬局薬剤師 21.5%)。
業態間、地域間の偏在が課題となっているにもかかわらず、病院・薬局薬剤師のそれぞ
れにおいて出身地で勤務している(あるいは今後希望している)との回答割合が高かった
ことから、①U ターンした地域内の業態間で偏在が起こっている、②U ターンではなく J
ターン(出身地から都市部に出た後、出身地に近い地方都市に戻る状況)が起こっている
ことが考えられる。また、前提としてその地域出身の薬剤師の人数自体がそもそも少ない
ことも考えられる。
また、今後希望する勤務地の約半数が現在の勤務地以外となっていることから、一定数
の薬剤師が、今後「希望する勤務予定地」を要因に地域間を移動する可能性があると考え
られる。
図表 76
現在の勤務地(問 2-5-1)
病院薬剤師 n=2,320
0%
50%
配偶者など家族の勤務地に近い地域
0%
50%
29.6
4.8
3.1
10.6
17.3
0.9
1.3
- 63 -
100%
53.2
22.2
その他
無回答
100%
67.1
出身地(実家や親類の居住地に近い等)
出身大学に近い地域
薬局薬剤師 n=1,569