参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》 |
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事業の概要
1.事業の背景と目的
事業の背景
少子高齢化のさらなる進行や、今後人口減少地域が増大することが予測される中で、人
口構造の変化や地域の実情に応じた医薬品提供体制を確保することが求められている。こ
れまで薬剤師の需給調査に関しては、平成 30 年度厚生労働行政推進調査事業費補助金「薬
剤師の需給動向の予測および薬剤師の専門性確保に必要な研修内容等に関する研究」及び
令和 2 年度「薬剤師の需給動向把握事業」が実施されているが、これらの結果では薬剤師
に地域偏在があることが指摘されている。また病院団体をはじめとした関係団体等からは、
病院や地方において薬剤師が不足しており確保が困難な状況であることから、薬剤師の養
成・確保及び勤務環境の改善を促進するとともに、偏在の解消に向けて早急に改善策を講
じ、地域の実情に即した保健医療体制を構築することなどの要望があげられている。
このような状況を踏まえ、都道府県では偏在の解消や薬剤師の確保に向けた方策等を検
討することが求められているが、対応策を検討する上で参考になる情報が少なく、全国的
に効果的な対応が十分に実施できていないと考えられる。
事業の目的
今後の薬剤師の偏在解消や確保に向けて、全国の都道府県や医療現場などにおける薬剤
師の偏在や確保状況の実態や課題を調査分析するとともに、偏在の解消や薬剤師確保に向
けた取組事例を収集した上で、偏在に対応するための方策等を検討することを目的とする。
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