参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (56 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》 |
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薬剤師不足を認識している病院・薬局(
「全く足りない」、または「やや足りない」と回
答)において、薬剤師が不足している期間を尋ねると、「3 年以上」との回答が病院では
69.7%、薬局では 46.2%であった。二次医療圏人口規模ごとに見ると、病院では人口規模
の大小による傾向は見られなかったが、薬局では人口規模が小さいほど「3 年以上」の割
合が大きく、
「1 年以上~3 年未満」「1 年未満」の割合が小さくなる傾向が見られた。
薬剤師不足を認識している病院・薬局では、一時的な不足ではなく 3 年以上の長期にわ
たって不足している場合が多く、病院では人口規模にかかわらず、薬局では人口規模が小
さいほど、その傾向が強いといえる。また、病院の方が薬局よりも不足状況が続いている
期間が長い可能性が高いと考えられ、調査検討会の委員からもそのことが問題視されてい
た。
図表 63
薬剤師不足の状況が続いている期間(問 2-11)
<病院>
0%
20%
40%
全体 n=409
69.7
二次医療圏人口10万人未満 n=82
68.3
二次医療圏人口10万人以上20万人未満
n=72
72.2
二次医療圏人口20万人以上50万人未満
n=148
70.9
60%
3年以上
1年以上~3年未満
- 53 -
100%
21.0
9.0 0.2
18.3
13.4 0.0
16.7
21.6
67.9
二次医療圏人口50万人以上 n=106
80%
24.5
1年未満
無回答
9.7 1.4
7.4 0.0
7.5 0.0