参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (42 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》 |
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a.薬剤師の充足感
薬剤師の充足状況に対する認識(充足感)として、不足していると認識している施設の
割合は、病院では 64.8%(「全く足りない」24.7%、
「やや足りない」40.1%の合計)、薬
局では 41.2%(「全く足りない」5.7%、
「やや足りない」35.5%の合計)であった。
(充足
感と理想とする薬剤師数に対する充足率との関係については、c.を参照)二次医療圏の人
口規模別では、病院では人口規模による傾向は見られなかったが、薬局では、人口規模が
小さいほど「全く足りない」
「やや足りない」の割合がそれぞれ高くなり、「足りている」
の割合が低くなる傾向が見られた。なお、人口規模にかかわらず、病院の方が薬局よりも
「全く足りない」の割合が高い傾向は変わらず、両者で約 3 倍以上の差が見られた。
二次医療圏の人口規模にかかわらず、地域内の病院と薬局の間で偏在(病院薬剤師の不
足)が生じている可能性がある。
図表 42
薬剤師の充足感(問 2-10)
<病院>
0%
全体 n=631
二次医療圏人口10万人未満 n=125
二次医療圏人口10万人以上20万人未満
n=113
二次医療圏人口20万人以上50万人未満
n=219
二次医療圏人口50万人以上 n=173
20%
40%
24.7
60%
40.1
21.6
24.8
全く足りない
1.0
44.0
32.0
2.4
38.9
36.3
37.9
32.0
40.5
やや足りない
- 39 -
100%
34.2
29.7
20.8
80%
37.6
足りている
無回答
0.0
0.5
1.2