参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (582 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》 |
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化の取組
調査対象
埼玉県病院薬剤師会
取組種別
・薬局・医療機関における就労環境・制度の改善に係る取組・
支援
・スキルアップ、キャリア形成のための取組・支援
・薬学生に県内の病院や薬局に就職してもらうための取組・支
援
取組みのポイント
○実務実習後に継続して研究できる場を提供
○就職説明会では、学生が興味を示す病棟業務など「働きやすくて様々な業務がで
きる」ことを、事例を交えながら説明
○就労環境の時間外業務削減への取組として、管理者(役職者)が遅延している薬
剤師業務(主に病棟業務)に業務終了間際の他の薬剤師を割り当てることで、組
織 1 人当たりの残業時間削減を月平均 20~30 時間から 12~13 時間に削減
問題意識
○埼玉県内では一部地域で薬剤師不足が生じている
病院・薬局について、埼玉県内の一部の地域で薬剤師不足が生じている。特に埼玉県北部
(秩父等)では人口減少・過疎に伴って薬剤師が不足している。また、東部地区(春日部、吉
川、三郷等千葉県に隣接する地域)も 2040 年ごろには人口が減少すると言われており、この
地域についても薬剤師不足を懸念している。
実習修了後に病院での研究を継続可能とする取組
取組内容
○研究を完了してから卒業できる環境を提供
学生に病院での簡易型臨床研究の魅力を感じてもらい就業を促進することを目的に、大学
に働きかけて、通常の実習(2.5 か月間×薬局・病院)の修了後に、2~3 か月病院に残って
研究実習を続けられる仕組みを作った(以下、この取組をアドバンス実習と表す)。
アドバンス実習では、研究計画を立て、病院の倫理審査を経ると、学生が研究のため患者
と接したりカルテのデータを利用することができる。
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