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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (60 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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3 年間に採用・退職した薬剤師の勤務経験(病院・薬局 調査)
直近 3 年の採用者について、新卒での採用が、病院では 61.6%であるのに対し、薬局で
は 26.0%であった。二次医療圏の人口規模ごとの集計では、病院、薬局とも人口規模に比
例するという傾向は見られなかった。
直近 3 年の採用者の勤務経験(図表 67、図表 68)と退職者の勤務経験(図表 69、図表
70)を比べると、病院では、採用者に占める新卒の割合が 61.6%、退職者に占める新卒の
割合は 55.2%であった。薬局では、採用者に占める新卒の割合が 26.0%であるのに対し、
退職者に占める新卒の割合は 10.0%と、16 ポイント小さかった。
病院では新卒を、薬局では新卒以外を採用する割合が高いことから、病院ではスキルア
ップを望む若年層が、薬局では給与の高さや柔軟な働き方を求める転職者が多く採用され
ていることが考えられる。また、薬局では、病院と比較して、新卒で採用する割合が低い
ものの、その離職割合は低く、より就職先に定着していることが考えられる。

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