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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (610 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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・返済免除要件:当院に貸与年数の 2 倍の期間以上、薬剤師として勤務すること等

取組結果
○制度施行後に薬剤師 1 人の新卒採用が実現し今後 3 人の採用も見込まれている
大学が 6 年制になったこともあり学生の学費支払いの負担は以前より増しており、奨学金
貸与の効果は大きいと考えられる。令和 2 年度に奨学金を貸与していた新卒薬剤師が 1 人就
職した。現在 3 人の学生が奨学金を借りており、これらの学生が 2 年後に 2 人、4 年後に 1 人
就職する見込みである。

その他
○奨学金制度以外に薬剤師手当を支給している
同じへき地であっても薬局に就職して病院に就職しない理由は、入職後の給与水準の違い
が大きいと考えている。公立病院での給与水準は俸給表に従うこととなり病院が自由に変え
られないことから、当院では入職 1 年目以降、薬剤師手当を支給することで給与面での魅力
を高めようとしている。
また、奨学金制度以外の当院の魅力として、地域医療に携わることができる点や、医師や
看護師との心理的距離感が近く、疑問に思ったことなどを聞きやすく業務を行いやすい点を
挙げている。

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