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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (77 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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新規学卒者の標準的な初任給額(病院・薬局 調査)
、現在の年収(病院・
薬局薬剤師 調査)
新規学卒者の標準的な初任給額(基本給・賞与の他、各種手当を含めた年額)について、
病院では平均 372.7 万円(中央値 372.0 万円)、薬局では平均 415.3 万円(中央値 400.0
万円)と、病院と薬局では平均値で 40 万円以上の差があった。
年代別の年収については、20 代・30 代では病院の方が薬局より低く(20 代/500 万円未
満:病院 91.8%、薬局 67.1%、30 代/500 万円未満:病院 49.5%、薬局 28.0%)
、40~60 代
では逆に薬局の方が病院より低かった(40 代/700 万円未満:病院 68.8%、薬局 69.8%、
50 代/700 万円未満:病院 44.5%、薬局 63.6%、60 代/700 万円未満:病院 58.6%、薬局
70.4%)

給与格差が病院・薬局間の偏在につながっている一つの要因と考えられる。また、この
格差が 20 代~30 代の若い年代の間は続くと仮定すると、特に給与の安定が重要となる結
婚・出産・育児のライフイベントが発生する前後の病院からの離職につながっている可能
性が考えられる。
図表 89

病院の新規学卒者の標準的な初任給額(問 1-4)
(万円)
調査数

平均値 標準偏差 中央値

最小値

最大値

全体

n=497

372.7

74.7

372.0

214

740

二次医療圏人口10万人未満

n=96

374.4

80.2

360.0

228

650

二次医療圏人口10万人以上20万人未満

n=85

386.9

94.4

375.0

216

740

二次医療圏人口20万人以上50万人未満

n=177

366.6

67.1

370.0

228

700

二次医療圏人口50万人以上

n=139

370.8

64.3

376.0

214

600

図表 90

薬局の新規学卒者の標準的な初任給額(問 1-4)
(万円)
調査数

平均値 標準偏差 中央値

最小値

最大値

全体

n=637

415.3

83.6

400.0

234

800

二次医療圏人口10万人未満

n=123

440.2

87.7

430.0

234

750

二次医療圏人口10万人以上20万人未満

n=133

414.5

85.6

400.0

240

700

二次医療圏人口20万人以上50万人未満

n=196

411.3

83.6

410.2

240

800

二次医療圏人口50万人以上

n=185

403.5

75.7

400.0

240

700

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