参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (598 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》 |
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改善の取組
調査対象
取組種別
病 院 名:釧路赤十字病院
所 在 地:北海道釧路市
病 床 数:一般病床 431 床、精神病床 58 床
薬剤師数:20 人
・キャリアパスの充実
・その他
取組みのポイント
○キャリアラダーを活用した人材育成
○薬剤部のウェブサイトを改善し、閲覧数や問合せが増加
問題意識
○薬剤師がやや足りない状態が続いている
当院では、薬剤師がやや足りない状態が 3 年以上続いている。
キャリアラダーによる人材育成
取組内容
○年次に応じた人材育成制度を作成
業務の経験年数を考慮したキャリアラダー表が法人グループで作成されており、人材育成
を目的として当院で活用している。導入当初は新人のみを対象としていたが、検討の結果、
中堅についても仕事の達成感や充実感を持って働いてもらうために対象として加えた。
キャリアラダーは、1 年目以上、2 年目以上、6 年目以上、10 年目以上(課長職でない)
、
10 年目以上(課長職である)の 5 つのクラスに分かれており、各クラスで、12 の項目(組織
役割遂行能力、業務実践、チーム医療、倫理、医療安全、コミュニケーション、接遇、教育、
マネジメント、海外医療、救急医療、地域医療)のそれぞれについて、達成すべき事項を定め
ている。経験年数に応じて「認定薬剤師を取得する」などの目標がある。
取組結果
○人材育成について話しやすい雰囲気が醸成された
若手から中堅まで共通の枠組みができたことで、人材育成について話しやすい雰囲気が醸
成された。キャリアラダーに定めた取組について積極的に取り組む職員がいる。
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